予算委員会へ。
『アメリ』をGYAO!で見たが、私はこれを以前どこで見たんだろうと考えて、ああこれも『試写会』が当たって見に行ったんだなと思い出した。昔は深夜テレビのスポットを目聡く見つけてはあちこちマメに応募していたもので、毎回ではなかったがよく当たっていたのである。出掛けて行って列の最後尾に着くと、中には諸所から私の知らない映画の当選通知を何枚も持っているマニアックなOLがいたりして、唖然としたりした。で、アメリである。小石を拾っては水切り用にポケットに入れておくという『一人遊び』が好きな22歳の女性が主人公のラブ・コメディ(?)で、主人公のアメリを演じたオドレイ・トトウはこの映画の大ヒットで俄然脚光を浴びたが、何しろアメリが彼女に付与したイメージが強烈過ぎて、なんか以降の作品ではパッとしなかったような印象があるが、でも私が見ているのは『ダヴィンチ・コード』くらいのものなのである。『アメリ』はパリ・モンマルトルのカフェや八百屋や安アパートで暮らす人々の織成す人間模様を描いた映画だが、登場する『普通の人たち』というのはよく見るとみんな一様に風変わりで偏屈な『変人』揃いで、監督の描き方次第では充分オカルト的怪奇映画にも成り得た作品である。人間一人一人をつぶさに見て行くとみんなどこか曰くありげでいぶかしげでいかがわしい存在なのである。アメリの極私的で自分本位な『いたずら』にしても、あれは皆刑法に触れる犯罪ではないかと思われる。笑。つまりこれは監督以下スタッフのいわゆる「遊び心」が炸裂した映画で、遊んでいるのはアメリよりもむしろ「楽しい映画を作りたかった」と告白している監督自身だったろう。オープニングの出産シーンもそうだが、指に差した苺を幼いアメリが順番に食べて行くシーンなどは私には衝撃的でさえあった。あと、野菜の戸別配達を請け負っている八百屋の店員が、配達先の各戸の合鍵を預かっているという習慣はまだ残っているのだろうか。家に鍵はかけないという一種「信用」を機軸とした「日本の田舎」(=ムラ社会)を私は連想したのだけれど・・。
権力の二重構造など嘘八百か妄想 『日刊ゲンダイ』10/30
大マスコミは、民主党の役員人事以来、小沢幹事長の「ワンマン」を強調し、「権力の二重構造」とグダグダと書き続けている。つい最近は行政刷新会議のメンバー選任をめぐるゴタゴタについて騒いだ。小沢一郎という政治家がまるで独裁者か闇将軍かのように扱っているが、その報道は歪んでいる。この男なくしては、自民党悪徳政権の崩壊などあり得なかった。政権交代など起こらなかったと言えよう。「権力の二重構造」報道は大マスコミの僻目(ひがめ)で、嘘八百か被害妄想に過ぎない。
============
「僻目(ひがめ)」「嘘八百」「被害妄想」というよりも、これは小沢攻撃(小沢潰し)を主眼とした「ためにする議論」以外ではないと私は思っている。自民党は選挙対策の一環として性懲りもなくこの種の「アンチ小沢」キャンペーンを張っているのだが、「小沢が健在ではセンキョに勝てない」という自虐的絶望感がその根底にある。
まるで「やけのやんぱち日陰の茄子、色が白くて食いつきたいが、わたしゃ入れ歯で歯が立たないよ」(寅)と来たもんだ、ア、それそれ♪・・なのである。
メディアにしても「悪徳政治家の悪業」を探すなら自民党のボスの周辺を探った方が遥かに話は早い筈だが、いかんせん彼らは総じて賞味期限が切れた不良在庫の山であるから、旧悪をほじくってみたところで売りに出せないということだろうか。
============
2009年10月30日 『日刊ゲンダイ』掲載
自民党のターゲットは長妻厚労相
来週からの予算委員会で、自民党がターゲットにしているのが「ミスター年金」の長妻昭厚労相(49)。年金以外はシロウトで、生真面目な性格の長妻氏は、山積する課題にノイローゼ状態だという。国民の期待する長妻氏が弱ってるとあって、自民にとっては格好の目標だ。国会で立ち往生するようジワジワ攻めるつもりだろう。
============
<日本志民会議>設立大会開く 中田前横浜市長らが発起人
10月31日21時2分配信 毎日新聞
中田宏・前横浜市長や東京都杉並区の山田宏区長が代表発起人を務める政治団体の設立大会が31日、都内で開かれ、団体名を「よい国つくろう! 日本志民会議」に決めた。来年6月に全国大会を開き、1万人の加入を目指す。
設立大会では、組織内に置く政治委員会の委員長に山田区長、幹事長に中田前市長が就任した。記者会見した山田区長は新党結成について「どんな可能性も排除しない」とし、来年の参院選での候補擁立に関しては「日本が変わるチャンスには、どんな方法でも取る」と含みを残した。
この日出席した他の現職首長は▽中村時広・松山市長▽鈴木康友・浜松市長▽片岡聡一・岡山県総社市長▽高橋克法・栃木県高根沢町長▽佐藤克男・北海道森町長▽澤井宏文・大阪府松原市長▽辻宏康・大阪府和泉市長。【馬場直子】最終更新:11月1日0時38分
============
中東和平交渉、前提条件なしで 米国務長官、イスラエル首相に要請
NIKKEI NET
【カイロ=安部健太郎】クリントン米国務長官は10月31日夜にイスラエル入りし、ネタニヤフ首相と会談した。長官は共同記者会見で、頓挫しているイスラエル・パレスチナ間の和平交渉について「前提条件なし」での早期再開を求めた。イスラエルがヨルダン川西岸などへの入植住宅増設を凍結しない限り、交渉には応じないとしてきたパレスチナ側は難しい立場に追い込まれた。
長官はネタニヤフ首相が提示する入植住宅増設の部分停止案を「前例のないものだ」と評価。パレスチナ側に交渉再開のハードルを下げるよう求めた。AFP通信によるとパレスチナ自治政府のアッバス議長のスポークスマンは1日、入植活動について「イスラエルは即座にすべて凍結すべきだ」と述べた。
クリントン長官はアフガニスタン大統領選の決選投票に関して、アブドラ前外相が出馬辞退した場合でも「(選挙の)正統性に影響はないと思う」との見方を示した。(01日 22:52)
============
2009年11月2日 05時00分『毎日jp』
<鳩山首相>7200万円申告漏れ 08年株売却、修正へ
鳩山由紀夫首相が08年に株を売って得た7226万円余の所得を税務申告していないことが分かった。毎日新聞の取材を受けた首相側が調べたところ判明し、明らかにした。首相の事務所は「売却益の扱いに手違いがあった。ただちに修正申告し、(衆院に提出した08年分の)所得報告書も訂正する」と話している。
政治家の所得や資産を巡っては、確定申告に基づき年間の所得を所属する院に毎年報告する所得報告書▽所有する不動産や株式、定期預金などを選挙のたびに院に報告する資産報告書(増加した場合はその都度補充報告)▽閣僚就任時と辞任時に行う資産公開――などがある。
首相が05年9月の衆院選後に公開した資産報告書と、10月23日に首相として行った資産公開を比較すると、この間、東急電鉄3万306株▽住友商事2万4209株▽清水建設2万7702株▽三菱地所1万9478株▽キリンビール1万5428株▽三菱電機1万3000株▽東洋紡績1万1240株▽東京電力7805株▽コーナン商事1650株▽王子製紙372株――の計10銘柄15万1190株(10月30日終値で時価計1億2413万円)を売却したり譲渡していた。しかし、株価が上昇し続け確実に利益が出た銘柄が含まれているにもかかわらず、所得報告書への記載はなかった。
このため毎日新聞が首相側に問い合わせたところ、首相の事務所は「08年分の売却益、売却損を合わせたものを確定申告していなかった」ことを明らかにした。
申告漏れの額は7226万847円になるという。ただし、10銘柄中どの銘柄で申告漏れが生じたかは明らかにしていない。
首相の事務所の説明によると、首相が保有する株式は、証券会社が管理して売買のたびに源泉徴収されるため税務申告する必要のない「特定口座」による取引と、親族らから資産として受け継いだまま保有し、売買すれば税務申告する必要のあるものがあった。
このうち後者については「何十年も前に買い付けられたもので買い付け額も分からないため」(首相の事務所)、08年に景気刺激策として証券税制が改正されて株譲渡益の課税優遇措置などが盛り込まれたのを機に整理することにした。その際「売却益が発生し、その辺の扱いについて手違いがあり」、申告漏れが起きたという。「手違い」の詳細については「お答えできない」としている。
首相側は、毎日新聞の取材後に税務署へ申告漏れがあったことを伝えたとしており、今後、鳩山家の資産管理会社「六幸商会」を通じて修正申告の手続きをするという。【政治資金問題取材班】
============
たばこ税:長妻厚労相が増税強調、「欧州並みの金額必要」
毎日jp 11/02
長妻昭厚生労働相は1日、フジテレビの番組で、厚労省が来年度の税制改正要望で増税を盛り込んでいるたばこ税について「健康の問題もあり、欧州並みの金額にする必要がある」と述べ、増税の必要性を改めて強調した。
長妻氏は番組出演後、記者団に「(たばこの価格は)諸外国は日本と比べて高い国も多い。そういう価格も参考にしながら、議論を進める」と述べた。
同省が10月30日に示した税制改正要望では具体的な増税額は明記されていないが、長浜博行副厚労相は公表の際、たばこ1箱の価格について「イギリスでは850円、フランスでは550円、ドイツでは466円、イタリアでは441円」などと例示した。【塙和也】
============
円楽さん決めていた「円生」鳳楽が襲名 asahi.com 2009年11月1日
10月29日に肺がんで亡くなった落語家三遊亭円楽さん(享年76)が師匠三遊亭円生の大名跡を総領弟子の三遊亭鳳楽(62)に襲名させることを決めていたことが同31日、分かった。
6代目円生は円楽さんの師匠で、落語協会会長を務めるなど昭和の名人だったが、79年に亡くなり、その後、継ぐ者がいなかった。2年前に円生の遺族から襲名の申し出もあり、円楽さんは7代目円生を鳳楽に、6代目円楽を楽太郎に継がせることを決めていた。今春に円楽さんは鳳楽を自宅に呼び「来年3月の楽太郎の円楽襲名が終わってから、ゆっくりと円生襲名をやっていけばいい。それまでにしっかり力を付けなさい」と話し、新円楽となる楽太郎には「襲名に力を貸してやりなさい」と指示。円楽さんも全面バックアップするつもりで、円楽一門幹部も襲名を了承していた。
鳳楽は円生初の孫弟子で、円生の薫陶を受けた実力派。07年に円楽一門会会長に就任した。再来年が円生の33回忌にあたることから、具体的な襲名時期は来年後半か再来年の見込み。鳳楽は「私にとって大師匠の名跡を継ぐのは大きなプレッシャーです。まだ難しい問題もあるけれど、円生という名跡を忘れさせたくないし、大師匠を知る者が引き継がなくてはいけないと思っています」。
11月27日から3日間行われる東京・国立演芸場「円楽一門会」が円楽追悼公演になる。円楽さんも随談で出演するのを楽しみにしていただけに、一門が円楽さんの思い出を語り、ゆかりの演目で師匠をしのぶことになる。
============
アメリの公式HPによると: ↓
私はアメリ・プーラン。クレーム・ブリュレのカリカリになった焼き目をスプーンで壊すこと、サンマルタン運河での水切り、穀物が入った袋にできるだけ深く手を入れることが大好きな22歳。私がまわりのみんなをちょっとした悪戯で少しだけ幸せにしてゆく映画『アメリ』は、パリのモンマルトルが舞台です。モンマルトルは、私が暮らすアパルトマンや私の仕事場カフェ・ドゥ・ムーラン、そして大好きなニノと出会った思い出の場所があるところ。ユトリロの絵そのままのような灰色の石畳と古い町並みが今も残る風情のある地域です。かつてはゴッホ、ロートレック、ドガ、ピカソといった多くの有名芸術家たちが集い交流していたことでも有名ですね。きっと彼らも今の私たちのようにカフェで仲間たちとおしゃべりを楽しんでいたのでしょう。そんなモンマルトルですから、もともと多くの人でにぎわう人気のスポットでした。でも、『アメリ』を沢山の方に気に入ってもらえたので、今では映画の舞台となったカフェやその周辺には『アメリ』ファンが集う場所となっています。芸術と幸せと恋の香りのするモンマルトル。私の大好きなモンマルトルを一緒に歩いてみませんか?
・・という自己紹介がある。
以下はちょっと手放しで礼賛し過ぎているきらいはあるが、ねたばれ『映画生活』(USEN)によると: ↓
空想癖のあるアメリ(オドレイ・トトゥ)はモンマルトルのカフェで働いている22歳の女の子。現実を見ることが出来ないことに悩んでいたアメリは、部屋で偶然見付けた、見知らぬ人の宝箱を手にしたことから、持ち主を探そうを思いつく。それをきっかけに彼女は人にちょっとしたいたずらをし、幸せになってもらうことに喜びを見い出すのだった…。
2001年4月にフランスで公開され、一週間でいきなり120万人を動員し、7月にはハリウッド大作を押し退け、800万人を動員したという超ヒット作、ハッピーなヒューマン・ラブ・ストーリー『アメリ』。なんとこの映画を作ったのは『デリカテッセン』『ロスト・チルドレン』そして『エイリアン4』など、ダークで独特の世界観を持つフランス人監督ジャン=ピエール・ジュネ。ハリウッドで『エイリアン4』の撮影後、「早くフランスに戻って友達と一緒に人が幸せになる映画を作りたかった」という監督が作り上げた本作は、フランスはモンマルトルを舞台に、空想の中で生きることが大好きなアメリの大人への成長と、彼女の回りにいるちょっとヘンテコな人々の幸せを描いたとびっきりキュートな作品。
それでもジュネ監督テイストはちゃんと存在しており、赤やピンク、緑といったパステルカラーを多く取り入れた色彩のトーンは、どこかおとぎ話的。さらにオープニングのアメリ誕生となるリアルな出産シーンはユーモアのセンスも導入することで不可思議な感覚を持つ。これぞまさにジュネ・ワールド!と思える映像テクニックと小粋な小道具、そして個性豊かな登場人物達が織り成す夢物語は、見ているだけで自然と笑い声が出て、後半にはすっかりアメリに共感し、思わず「良かったね」と胸をなで下ろすほど。人を幸せにすることで自分も幸せになれるなんて素敵。それも恩着せがましいおせっかいではなくて、手のこんだイタズラでだとしたら...かなり楽しいだろう。
・・ということである。
============



