大阪借景1.

  • 090423_009
    デジカメは便利。消耗するのはとりあえず体力と電池だけで、フィルムは要らないしDPEに出す必要もない。仕上がりはその場で確認出来るからブレテいたりフレームアウトしていたら即削除出来る。不便なのはタイムラグがあることかな。瞬間をピンで留めることが難しい。これは一眼レフに適わない、と思っていたら一眼レフ型のデジカメまで登場してしまった。あっちゃ。

人物1.

  • 090504_030
    私はもっぱら看板とか川とか町並みとか専門で普段人間はあまり撮らない人だけど、たまに狂ったように人物を撮影します。あっそ、うっふっふ。
本コンテンツをご覧になるには、Flash Playerプラグインが必要です。
無料ブログはココログ
2009年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

映画・テレビ

2009年8月28日 (金)

飛田東映へ行った。

 私のところは今DVDもIEも壊れているのでテレビ以外家で映画を見ることはない。代わりに(?)暇を見ては「飛田東映」のサービスデー=「3本立500円入替なし」に出掛けているわけである。だからと言うわけではないが、映画をDVDやテレビで見るのは(「邪道」とまでは言わないまでも!)映画館で見るのとはちょっと違う文化のような気がする。では、「大きなスクリーンのホームシアターならいいのか?」或いは「ホワイトハウスにあるという私的映画館でもいいのか?」というと、私に言わせればそれらも駄目だ。笑。では何ならいいのかと言うと他でもない、「目黒のさんま」じゃないけど、最近私は封切りにも試写会にも全然行ってないのだから当然「映画は飛田に限る」と言いたいところだね。お後が宜しいようで。テケテンテンテン・・♪

============

1.鬼龍院花子の生涯

 私はこの映画(五社英雄監督作品)は今回初めて見た。1982年公開当時、テレビではしきりに「舐めたらいかんぜよ!」という故・夏目雅子の啖呵がスポットで流され流行語にまでなっていたから私は「花子」というのがてっきり夏目雅子の役名だとずっと思い込んでいたがそうではなく、花子というのは「鬼政(おにまさ)」(主演・仲代達矢)が手をつけ拉致同然に組に連れ帰った女中に生ませた一人娘の名前だったのである。私は原作も読んでいないから原作との関係がわからないが、この作品は一応夏目の代表作の一つということになっているが、タイトルで最初に名が出るのは仲代なので主演は彼だろうと思う。また「鬼龍院花子の生涯」という割には彼女の人物像は一向に掘り下げられてはおらず、もっぱら鬼政の破天荒ぶりと、幼少時跡目が欲しい彼の「子買い」の際まるでついでのように連れて来られた松恵(夏目)の数奇な運命が描かれるばかりだった。(冒頭養子縁組の本命だった男の子はすぐに逃げ出してしまう。)

キャスト(役名)

仲代達矢 ナカダイタツヤ  (鬼龍院政五郎)
岩下志麻 イワシタシマ  (歌)
夏目雅子 ナツメマサコ  (松恵)
仙道敦子 センドウノブコ  (少女時代の松恵)
佳那晃子 カナアキコ  (つる)
内田良平ウチダリョウヘイ  (末長平蔵)
夏木マリ ナツキマリ  (秋尾)
山本圭 ヤマモトケイ  (田辺恭介)
丹波哲郎 タンバテツロウ  (須田宇市)

 他にも室田日出男、役所広司、梅宮辰夫、進藤恵美、アゴいさむ、中村晃子等多彩な出演陣だったが、その割には私は全体に何処か食い足りない映画だった。あちゃ。

============

2.丹下左膳(1958年)

 この映画は冒頭『東映スコープ公開一周年記念作品』『総天然色』と銘打たれた懐かしの名画で(←シネマスコープとかシネラマとかのワイド画面の映画が当時のトレンドだった。「カラー映画」もまだ新しい時代だったから殊更『総天然色』を謳っている。w)私が小学生の頃大好きだった東映時代劇とは実にこういう役者さんが出演する、かかる雰囲気の映画だったのである。中村錦之介や伏見扇太郎は出ていないがほぼ「東映オールスター総出演」に近い豪華な布陣で、江戸城内や最後の大捕り物のシーンではエキストラもふんだんに使っている。
 テレビの普及率はまだ低く、大衆の娯楽の主流は映画館で見る映画であり、銀幕の花形映画スターが、1ランク下のテレビに出ることなどとても考えられない時代だったのである。
 この映画自体を昔私が見たことがあるかどうかは定かでないが、私にとっての丹下左膳は大友柳太朗以外ではなく、彼の丹下左膳はこの映画でヒットして以後シリーズ化されたそうである。映画史的には大河内伝次郎の「しぇいは丹下、名はしゃぜん」の名台詞が有名だが、それを同時代に見ていたのは私よりもう一回り上の世代である。他にも月形龍之介や団徳麿が丹下左膳を演じているとのことだが私の記憶にはない。月形龍之介という役者は笑うと笑窪の可愛い独特のキャラで、普段は悪役だがときに善玉になって水戸黄門をやったり今回のように大岡越前を演じたりしてそれも受けた。w

監 督:松田定次
原 作:林 不忘
脚 本:中山文夫
撮 影:川崎新太郎
音 楽:深井史郎

配 役:丹下左膳 …… 大友柳太朗
    柳生源三郎……  大川橋蔵
    萩乃   …… 美空ひばり(「じき歌いよる」と言われたりする、東映時代劇には必須の多才で芸達者なキャラクターである)
    徳川吉宗 …… 東千代之介
    大岡越前守……  月形龍之介(☆)
    蒲生泰軒 ……  大河内伝次郎(☆)
    峰丹波  ……  山形 勲(悪役)
    お蓮   …… 喜多川千鶴
    チョビ安 ……  松島トモ子(これは可愛い♪)
    鼓の与吉 ……  多々良純
    愚楽老人 ……  薄田研二
    柳生対馬守……  三島雅夫(この人もしばしば悪役を演じたが今回は違って金欠で節約家の小大名のお殿様である)
    櫛巻お藤 ……  長谷川裕見子(左膳とは夫婦同然の三味線の師匠)
    ???  ・・・・・ 団徳麿(☆)

 註:(☆)印は元丹下左膳を演じた役者である。

============

3.母べえ(2008年公開)

 始めに珍しくまともで「水準にはある」と思われるgoo映画の「解説」を引用しておくと: ↓ ↓

日中戦争が泥沼化しつつある頃。野上家では、ドイツ文学者の夫・滋と妻・佳代、そしてしっかり者の長女・初子と天真爛漫な次女・照美の4人が貧しくも明るく暮らしていた。お互いを「父べえ」「母べえ」「初べえ」「照べえ」と呼び合う仲睦まじい家族だったが、昭和15年2月、滋が治安維持法違反で検挙されてから苦難の日々が始まった。そんな折、滋の教え子・山崎徹が訪ねてくる。それ以降、徹は一家の手助けをするのだった…。

「時代劇三部作」に続く名匠・山田洋次監督の新作は、長年にわたり黒澤明監督のスクリプターとして活躍してきた野上照代さんが執筆した自叙伝「父へのレクイエム」の映画化。これまで山田監督が常々描いてきた「家族」というテーマの集大成といえる作品に仕上がっている。日本が戦争に向かって突き進んでいた暗い時代を背景に、どんな困難を目の前にしても、常に娘たちに精一杯の愛情を注ぐ母であり、獄中の夫を尊敬し信じ続ける妻を吉永小百合が演じ、新境地を拓いている。細部にまで行き届いた時代考証の緻密さ、昭和初期の街並みを完璧に再現したオープンセットなど、見どころは豊富だ。

 ↑ ↑ とある。
 
*この物語が始まる時期=1940年(日本では昭和15年)当時の時代背景としてドイツ軍の「パリ入城」が市井の町内会の話題に上っている。これはヨーロッパ戦線に於いてナチス・ドイツのいわゆる「電撃作戦」が功を奏して一気にフランスを降伏させた戦いで、ウィキペディア「ナチス・ドイツのフランス侵攻」によれば: ↓ ↓

(フランス降伏)
・・ダンケルク包囲戦が終わりドイツ軍が進撃を再開すると、フランス政府は6月10日にパリを無防備都市と宣言して放棄、政府をボルドーに移した。同日、イタリアが英仏に対し宣戦を布告。6月14日にはドイツ軍がパリに無血入城した。
6月21日に、フィリップ・ペタンを首班とするフランス政府はドイツに休戦を申し込み、フランスは降伏した(独仏休戦協定)。

============

*帝国陸軍の止め処も無い大陸侵攻を受けて、東京の町会では一介の小市民らが「当面は日独の同盟関係を保持して東は日本が統一し西はドイツが統一する。最後は日独間で《最終戦争》だ」などと浮かれた世間話をしているという、そういう云わば「乾いたニヒリズム」の時代として描かれている。ここに「最終飛行機」とか「最終戦争」とかは言うまでもなく東条英機と覇を争って敗れた石原莞爾の概念である。

*官憲に転向上申書の提出を求められた父べえはそれを書いて提出はするのだがその「作文」の不首尾をかつての自分の教え子(今は取り調べの検事)に指摘される。曰く「例えば《支那事変》のことをあなたは《戦争》と書いたがこれは普通《聖戦》と書くべきところだ」云々。彼はこの教え子検事のことを「君づけ」で呼んで激しく叱責され最後は「国賊」呼ばわりされる。(母べえは夫に差入れするドイツ語書籍を彼の恩師のところへ借りに行くがそこでも思想犯として投獄された夫を詰られる。)
 作文に失敗した夫・父べえは拘置所へ移管されそこに投獄されたままで真珠湾攻撃の翌年正月に獄死するのであるが、当時の思想犯は「転向」が認められない限り保釈されることはなかった。保釈が適わない囚人は、日本の敗戦がなければ獄死するしかない運命だったのである。
 特高による「転向強要」の眼目は「国体(即ち天皇制)への絶対忠誠及び国体の護持」であり、例えば埴谷雄高によれば(具体的にどういう内容の上申書を書いたかは不明ながら!)「地球も何時かは滅びるからそれまでに天皇制も滅びるが当分天皇制は続く」といった趣旨の上奏文でも通ったということである。笑。
 余談ながら埴谷雄高と言えば大変な甘党で、差入れされる砂糖一斤をその都度ぺろりと舐め尽くしていたそうである。戦後、彼の好きなワインもハンガリー産のトカイワインという糖度によってランク付けされる甘口ワインだった。
*母べえの父は元警察署長だったということで、呼ばれて行くとここでも「くだらん思想にかぶれおって」と夫を詰られて「私はあの人と一緒になったことを悔やんだことは一度もありません」と口答えした結果勘当を言い渡され、父と訣別してしまう。
 当時「アカにかぶれる」のは庄屋や名士・有力者の息子が帝国大学に入学してそこで感化を受けるケースが多く、一方「無学」なままの「車夫・馬丁の子」は共産主義思想などとは殆ど無縁の生涯を送ったのである。

*全体に抑制の効いたいい映画だとは思うが、イデオロギーが先行して各人物像が類型的に過ぎる等不満な点もないわけではない。
 まあしかし、この映画は一度見ただけではよくわからなかったので、もう一度見ようかどうしようか最後まで迷ったが、結局視力・体力を考え「ま、いっか」と諦めて帰ったのである。ぁそ。



============

2009年8月16日 (日)

飛田東映3本立。

 今日は一昨日サービスデーに見て来た飛田東映3本立ての話である。最初に見た「男はつらいよ寅次郎の縁談」は既にもう何回も見ているが行きがかり上また見てしまった。あちゃ。お遍路さんや高松祭の模様も含めてロケ地・瀬戸内海の風景が活写されているし、破産した料亭のおかみ葉子(今回のマドンナ・松坂慶子)やその父の元船長(島田正吾)以下出演陣も豪華で「男はつらいよ」のシリーズの中でも出来映えは上位にあるのではないかと思う。他の2本は東京~熱海を舞台にした「極道三国志4」と夏を涼しくする(かどうか)「怪談」である。

============

1.男はつらいよ(第46作)寅次郎の縁談

 これは一言で言えば大学卒業を間近に控えた満男くんの就職活動の物語である。笑。ぁそ。
 当時『婚活』は無論のこと『就活(しゅうかつ)』という略語もまだ使われていなかったように思うが、冒頭身上書を40通以上書き、面接試験も30社以上こなしながらそのことごとくを失敗したという失意の満男が、さくらの制止を振り切って家出し、東京駅10番線ホームから21:00発寝台特急『瀬戸』に飛び乗って終点高松まで行くことから物語が始まる。
 家を出て一週間後『香川県琴島』というところから満男が瀬戸内の何たらいう特産物を送り付けて来るんだけど、検索にかけたがそんな島はかからなかった。映画には『琴島観光案内図』という古ぼけた大きな看板も出て来るんだけど、ロケは高見島・志々島で行われたというし、これは架空の島なんだろうか、よくわからないけどおじさん一杯喰ったかな。あちゃ。

 満男くんはところで島の診療所の看護婦さんと仲良くなって納屋の中で(寅の伯父さんを差し置いて!)ラヴシーンというかキスシーンまで演じる発展家(?)なのであるが、私は自慢じゃないけど寅のキスシーンなど一度も見たことがない。
 山田洋次監督は「濡れ場」などは殆ど撮らない監督として私は理解しているが、考えてみれば渥美清という役者さんのラヴシーンも私の記憶にはなく、私が唯一覚えているのは『大番』(1962年)という連続テレビドラマで渥美清が相手役の森光子を座敷で戯れいちゃつきながら押し倒すシーンだけである。w

 物語は一度は「就活」を放棄した満男が家に帰り再び活動を開始して終わるが、その際面接に向かう彼を父・博が「嘘なんかつかなくてもいい。ありのままの自分を出してその結果不採用になったとしても構わないんだ」と叱咤して送り出すシーンはさりげないがなかなか「見せる」場面で、山田監督の「自己表出」は意外にこのあたりにあったのかも知れない。

 あと『男はつらいよ』シリーズ第45作が笠智衆の遺作となったということで、この映画でも御前様は里帰りした娘(初代マドンナ・光本幸子)とさくらとの会話の中でだけ「元気にしている」ことになっている。今回彼女と寅の絡みはない。特別出演の「釣りバカ」の浜ちゃんは雨降りの日に釣り仕度の完全装備でとらやの前を通りかかっておいちゃんに「ろくなもんじゃねえや」と陰口を叩かれる。  

cf.オトコはつらい?
cf.大番

============

2.極道三国志4 最後の博徒・血の抗争

 私はこのシリーズの主役は清水宏次朗演じる「龍二」だと思っていたが彼は「2」あたりで死んでしまってもう回想シーンでしか出て来ないのである。あちゃ。代わりに加わった中野英雄という役者はあまりパッとしないというか馴染がないので拍子抜けだった。ぁそ。

============

3.怪談(2007年)

 この映画は原作が三遊亭円朝『真景累ヶ淵(しんけいかさねがふち)』だということで、私はこれは昔円朝の生まれ変わりを自認する六代目円生のテープで冒頭部分の幾つかを聴いただけだったので、あの長い噺をいったいどう縮めたのかと思っていたら、映画は代替りした後の息子・新吉と娘・豊志賀の出会い以降を追っていた。
 円朝は幕末から文明開化の時代を生きた人なので、円生も枕で説明していたが当時は幽霊・お化けなどというものは「神経」の錯乱が齎す幻覚・幻聴の類の錯覚に過ぎないということがしきりと啓蒙されていた時代であり、「神経」は安政当時の流行語だったというのである。怪談噺を連日高座にかけて客を呼び込みたい興行主・円朝の側はこれを逆手にとって「真景」を「神経」にかけてタイトルに使ったのである。

ウィキペディアによれば: ↓ ↓

「概要」
旗本が金貸しの鍼医皆川宗悦を切り殺したことを発端に両者の子孫が次々と不幸に陥っていく話(前半部分)と、名主の妻への横恋慕を発端とする敵討ちの話(後半部分)を組み合わせている。全97章から成る。1859年(安政6年)の作。当初の演目は「累ヶ淵後日の怪談」。1887年(明治20年)から1888年(明治21年)にかけて、小相英太郎による速記録がやまと新聞に掲載。1888年に単行本が出版された。

・・・・・・

「累ヶ淵」の累(かさね)の物語をヒントにした創作で、「真景」は当時の流行語だった「神経」のもじり(漢学者の信夫恕軒が発案者)。前半部分は特に傑作と言われ、抜き読みの形で発端部の「宗悦殺し」・新吉と稽古屋の女師匠との悲恋「豊志賀の死」のくだりなどが現在もしばしば高座にかけられている。6代目三遊亭圓生、林家彦六が得意とし、歌舞伎化や映画化されている。 なお、芝居噺の「累草子」は本作の原話と言われ、林家正雀、2代目露の五郎兵衛によって演じられている。

cf.真景累ヶ淵

 映画は、この因果応報あり奇遇あり仇討ちありのおどろおどろしい世界の中から、高利貸し・宗悦殺しの極悪旗本の息子=新吉と殺されて累ヶ淵に沈められた宗悦の娘(稽古屋の女師匠)=豊志賀との悲恋をモチーフに、どこへ行ってももてもての新吉が娶る新妻を豊志賀が次々とその遺言通りあの世から「とり殺す」仕立てになっている。

 新吉役は最近「・・で、結婚しないの?」「出たぁ!」のカレーのCMに出ている尾上菊之助、豊志賀役は妖艶(?)黒木瞳である。

============

2009年8月 9日 (日)

火垂るの墓・網走番外地・新座頭市物語。

  今度は「ゼロ商品」に大流行の兆しだそうである。カロリーゼロ、糖質ゼロ、保存料ゼロ・・と言ってもこれら全てが完璧にゼロでなくても基準値以下なら「ゼロ」と表示してもOKということで、今炭酸系飲料などに多いがソーセージ等食品にもボチボチ出始めている。「太りたくない症候群」とでもいうのか、「百人の村」ではないが世界中の大半の人々が飢餓に苦しんでいるというのに、この国では一方で「百年に一度の大不況」とみんなで口角泡を飛ばして大騒ぎしていながら、その癖他方こういうものになら幾らでも金を使う気になれる層が大挙して市場に参入して「消費マインド」なるものを押し上げていると言うのだから、我が飽食の民は総じて「太った豚」という存在以上ではあり得ないないように思えて来る。先の大戦で戦場にいた人たちや敗戦後の引揚者を除けば、我々の近代史は戦中・戦後の一時期以外に「飢餓」なるものを体験したことがないと言ってもあながち言い過ぎではない。「戦後っ子」と持て囃された私の幼少時はどうだったかと言うと、確かに「モノ」が満ち溢れていたことなどは有り得なかったとしてもそれが「飢餓体験」にまで至ったなどとは及びもつかない。戦時中多くの家庭で常食だったという「すいとん」なども、正直言って私はこの歳になるまで食べた記憶がない。というわけで、飛田東映では『戦後焼跡闇市派』の巨匠・野坂昭如の『火垂るの墓』他2本が11日までかかっている。これに行った。

============

1.新座頭市物語 折れた杖。

 この映画は途中から見て、カメラワークというか、映像の作り方が如何にも素人好みで云わば「奇を衒っている」ことにすぐ気づいたため「いったい監督は誰だろう?」と後でもう一回冒頭だけ見直したら「勝新太郎監督作品」だった。笑。
 市は今回(タイトルとは違って《杖は折れない》と思うんだけど)両手の平を裂かれるという大ピンチに陥る。さあどうなる!?

キャスト(役名)

勝新太郎 カツシンタロウ  (座頭市)
太地喜和子 タイチキワコ  (綿木)・・好演。
吉沢京子 ヨシザワキョウコ  (楓)・・悲運。
高城丈二 タカギジョウジ  (神条常盤)
春川ますみ ハルカワマスミ  (お浜)・・女郎屋のおかみ。
青山良彦 アオヤマヨシヒコ  (安房屋徳治郎)
大滝秀治 オオタキヒデジ  (飯岡助五郎)・・貫禄。
小池朝雄 コイケアサオ  (鍵屋万五郎)
藤岡重慶 フジオカジュウケイ  (猪之吉)
松山照夫 マツヤマテルオ  (伊八)
田島和子 タジマカズコ  (花里)
小海秦寛   (新吉)
伏見直江 フシミナオエ  (老婆)
中村賀津雄 ナカムラカツオ中村嘉葎雄  (丑松)

============

2.網走番外地 決斗零下30度(1972年)

 映画は服役仲間だった大槻(田中邦衛)の娘とSL車内で偶然出会った橘真一(高倉健)が彼女を送り届けることから納沙布炭鉱の事件に巻き込まれるというシリーズ8作目である。
 先日亡くなられた大原麗子も丹波哲郎の妹役で出演している。37年前の映画だから当時25歳くらいだった計算になる。ご冥福をお祈りします。合掌。

============

3.火垂るの墓

 実写版である。この映画については検索すると沢山出て来るので、私が敢て付言することもないが「アニメと比較されるから大変だ」云々という某レヴューには同意しかねる。一般にAという作品がBという他の作品と比較されるのはアッタリマイの日常茶飯事だから、殊更こんなことを言っても無意味だからである。

監督

日向寺太郎

原作

野坂昭如

出演

吉武怜朗・・好演。
畠山彩奈・・かわいかった。見る人の涙を誘うのは妹・節子役のこの子だ。
松坂慶子・・確かテレビのスポコンドラマ(『サインはV』だった?)でデヴューした当時も「悪役・仇役」をやっていた。今回はさらっと戦争未亡人役。
松田聖子・・優しいお母さん。
江藤潤・・海軍大佐として出征中の父。
原田芳雄・・西宮の町会長。
長門裕之・・神戸の町会長。

============

「どの党でも分権進む」=マニフェスト評価で-橋下大阪知事 8月8日22時2分配信 時事通信

 全国知事会が自民、民主、公明3党の衆院選マニフェスト(政権公約)の評価結果を公表したことを受け、大阪府の橋下徹知事は8日夜、記者団に対し「3党は皆(評価が)高いので、どの党が政権を取っても地方分権が前に進むという感触を得ている」との認識を示した。
 ただ、3党の間に大きな点差がなかったことから、有権者に与える影響については「分権の項目だけなら(判断材料に)ならないと思う。政権選択は、ほかの項目を見ながら国民が判断することになると思う」と述べた。 

============

 全国知事会の大勢は自公支持である。彼らの出自がそもそも総務省出身者が大半を占めるのだから、「自公~官」へ傾斜するのは自明の理である。橋下知事らが発案した「採点方式」などは所詮自公政権擁護のための茶番に過ぎない。

============

2009年8月 2日 (日)

飛田東映上映中。

 本日の御題は7月31日金曜日の飛田東映サービスデーの映画についてである。その日私は「釣りバカ19」を見るつもりで行ったのだがそれはもう終わっていた。上映期間を間違って記憶していたのである。あちゃ。代わりに見たのが清水次郎長と寅さんと文太さんである。製作された年代で言うと『次郎長三国志』が2008年、『拝啓車寅次郎様』が1994年、『代理戦争』が1973年だった。監督は次郎長がマキノ雅彦こと津川雅彦、寅さんは山田洋次、仁義なきは深作欣二と、これだけでもイッチョマイのことを語ろうと思ったらとても一日では書き切れない。無論私は「自称映画評論家」でも「評論家もどき」でもないから、個別の映画におこがましくも『採点』してみたり、或いはお節介にもネタばれのあらすじを不用意に書き込むことはないのだが、そうは言ってもせめて私の個人的な着眼点やら感想の一端なりとも書き留めておかないと、第一、唯でさえ少ないブログネタが枯渇してしまうのでアル。ぁそ。

============

1.『次郎長三国志』(2008年角川映画)

 評判の良かったらしい『寝ずの番』(2006年)に次ぐマキノ雅彦監督作品2作目であるが作品としての完成度は低く、監督がこの映画を通して何を言いたいのかと言ってもストーリーは散漫で、主題は次郎長の人物像でもお蝶との夫婦愛でも親分子分の絆でもなく、まして「任侠道の新解釈」でも「チャンバラ映画の再興」でも「映像美の追求」でもないから、作品全体から浮かび上がって来る「喩」としては「俺は映画が好きだ!」「映画はいい!」「みんなで映画を作ろうぜ!」といった個人的で贅沢な自己主張以上のものはないのである。

 終末部、お蝶の臨終シーンはやけに冗長かつ(その場で二人のなりそめを語るなど)不自然そのものだったが、彼女の死から紅葉の渓流の日本美溢れる映像へ行き、更には一気にクライマックスの次郎長一家の殴り込みシーンに繋げて行く辺りは斬新で見事と言えば見事であって、こういう「(ヤクザ)映画の作り(方)」というのは他に類例を見ないと思われる。
 評価が難しく、しかもこちらも何か一言「これは違うだろう?」と言いたくなる映画だったが、私としては最初と最後に富士山と茶畑をバックに流される宇崎竜童のロック調にアレンジされた主題歌が耳に心地良かった。私は寡聞にしてタイトルを知らないのだが、次郎長と言えば昔から「清水港の名物はぁ~♪」というこの歌に決まっているのである。ぁそ。

============

2.男はつらいよ(第47作)『拝啓 車寅次郎様』

 この映画は最初に流れるキャスト紹介の字幕のトップに「満男・吉岡秀隆」と単騎で流れるのは最終作と同じで、彼が柴又とそう遠くない浅草方面の靴屋に新卒で就職して半年後という設定になっている。上司役(社長だったかな?)がすまけいで、満男の現況を心配している。御前様(笠智衆=当時既に故人)はさくらの台詞の中でだけ登場する。
 マドンナ役にはかたせ梨乃が選ばれているが、彼女は夫と娘のいる写真好きの鎌倉夫人という設定で、旅先で知り合った寅は仄かな慕情を寄せるのみであり、今やダブルスタンダードで「もう一人の主人公」となってしまった感のある満男の恋愛が同時進行で描かれて行く。寅はそこでは恋愛の指南役として後景に退くと言っていいのである。
 特別ゲストで小林幸子がドサ回りする冒頭とヒット後の終末部にだけ「小林さち子」役で出演する。(中頃民宿のお婆さんが見ているテレビの中で小林幸子の『思いで酒』が流れるがそのシーンは彼女が売れ始めた証左とされているだけで画面そのものは我々からは見えない。ここはなんとなくベラスケス「侍女たち」を連想するシーンである。w)
 あと満男が先輩の妹と出会い、寅も「バイ」に出掛けた先の琵琶湖畔『長浜曳山祭』が大きく取り上げられている。私もこの祭のことは聞いているので(大阪からそう遠くないし)一度行ってみたいと思っているがなかなか機会が無い。ぁそ。

キャスト(役名)

渥美清 アツミキヨシ  (車寅次郎)
倍賞千恵子 バイショウチエコ  (さくら)
かたせ梨乃 カタセリノ  (宮典子)
小林幸子 コバヤシサチコ  (歌手)
吉岡秀隆 ヨシオカヒデタカ  (満男)
牧瀬里穂 マキセリホ  (川井菜穂)
下絛正巳 シモジョウマサミ  (竜造)
三崎千恵子 ミサキチエコ  (つね)
前田吟 マエダギン  (博)
太宰久雄 タザイヒサオ  (社長)
佐藤蛾次郎 サトウガジロウ  (源公)
山田雅人 ヤマダマサト  (川井信夫)
平泉成 ヒライズミセイ  (宮幸之助)

============

3.仁義なき戦い『代理戦争』

 冒頭、当時まだパリで休戦協定交渉中だった「ベトナム戦争」は米ソの「代理戦争」と呼ばれることがあったことを引き合いに出して日本の極道の世界に於いても広島と神戸の二大組織間の抗争の「代理戦争」が展開されたのであると強引に導入していく。

*はてなキーワード「代理戦争」とは・・本来交戦するはずの当事者国の少なくとも一つが、ダミーを立てて戦わせ、その国自身は表に出ないで戦われる戦争を指す。

 それまでの東映ヤクザ映画のマンネリ化~人気低迷を受けて発想を大きく変えた新機軸で開始されたのがこの『仁義なき戦い』のシリーズで、どこが一番違うかというと、高倉健や鶴田浩二、或いは藤純子演じる「良いヤクザ」が艱難辛苦の末、悪逆非道な「悪いヤクザ」を最後は打ち滅ぼすというそれまで定番だったストーリー展開を捨て去ったという点である。
 山守組の組長・山守義雄(金子信雄)はかつてのアラカンのような「義に生きる任侠の人」などでは毛頭なく、逆に恫喝あり泣き落としありの硬軟両用の多彩な権謀術策を用いて、次々に自分の支配を強めて行くという典型的な策略家として描かれ、主人公の広能昌三(菅原文太) はこのような「親」に少なからぬ反発を感じながらも一貫して組内の主戦派として戦い続け、結果的には「親」の全国制覇(?)に多大な貢献をしてしまうという捩れた人間ドラマが描かれる。
 映画は玉を殺(と)ったり殺(と)られたりの血みどろの抗争と組内部の激論の連続で、なんでこんなどぎついばかりの映画が流行るのかと、封切りで上演されていた頃の私は殆ど映画館へ見に行くことはなかったが、今三十数年を経て改めてこの映画を見てみると、あら不思議、これが意外にも私の頭にすっきりすんなりと入って来たのである。それはなぜだろうか。
 それは先述したように、そこには生きた人間のドラマが活写されていたからである。

============

2009年7月18日 (土)

紅の花・侠客列伝・出口のない海。

 最近『飛田東映』から遠ざかっていたのでどうなっているのかと思って行ってみたら、寅さんの第一作まで遡った後は隔週でリリーさんのシリーズを一本かけ、再び隔週で今回の『紅の花』がかかっていた。これを見た。飛田はやはり寅さんが似合う映画館である。来週は『釣りバカ』の第19作がかかるのでこれも出来たら行きたい。ぁそ。

============

『侠客列伝』・・これは1968年に、巨匠・マキノ監督の手によって当時の東映ヤクザ映画のオールスター総出演で作られた言わば「大映画」とでもいうべき記念碑のような作品で、流石に正々堂々としたオーソドックスで鷹揚で重厚な仕上がりになっているが、しかし時の流れはまさにテレビの「軽薄短小」的気安さ・気楽さ・即応性を選択しつつある時代だったわけで、映画界は総体としていわゆる「斜陽化」の流れには抗い切れなかったのである。
 今仮にこのように多大の金と時間と労力をかけて「正攻法」の映画を作っても多分全然受けないし結果採算も取れないだろう。この映画も「古き良き昭和」の面影・その片鱗を映し出す一つのエピソードに過ぎないのかも知れないということである。

・明治40年という「賭博禁止法」が上程されようという時代を背景にしたこの作品で、鶴田浩二は特別出演として「人斬り浅」という流れ者の暗殺者を演じ、主演の高倉健との命のやり取りの最中逆に「味方(即ち悪玉)」の拳銃で暗殺されてしまう。ヤクザ映画には一般に奇妙なタブーというかセオリーがあって、看板スターたる鶴田浩二が同じく看板スターの健さんに殺されるわけには行かないのである。芸者役の藤純子との昔日の恋を実らせ、彼女を身請けして二人で旅立とうと計るのも鶴田浩二で、彼はこの映画の影の主役、悲運のヒーローだった。

・あとヤクザ映画定番の最後の殴りこみでは、殺された親分の墓前で健さんに他の善玉任侠道の三人が加わって総勢四人での豪華な(?)切り込みとなり、うち二人が殺されるという犠牲を払って敵の親分の玉を殺(と)ったところで白い制服姿の官憲多数が入って終幕となる。

============

『出口のない海』(2006年)は先の太平洋戦争終結直前の大日本帝国海軍の秘密兵器=『人間魚雷・回天』の搭乗員らの周辺を描いた戦争映画であるが、山田洋次監督が脚本に絡んでいるから間違っても大東亜戦争礼賛の映画などではない。笑。

 タイトルの『出口のない海』は私は頂けないと思うが、全般に抑制の効いたいい映画で、主演の市川海老蔵も好演である。

監督 : 佐々部清
原作 : 横山秀夫
脚本 : 山田洋次+1
出演 : 市川海老蔵 、 伊勢谷友介 、 上野樹里 、 塩谷瞬 、 柏原収史 、 伊崎充則 、 香川照之 、 古手川祐子 、 三浦友和

============

男はつらいよ 寅次郎紅の花(1995年第48作)は神戸淡路大地震のあった1995年の暮れに公開されたシリーズ最終作で、震災当時の村山首相の被災地訪問の実写フィルムを寅のボランティア活動と合成して本編に加えるなど、これまでなかった工夫もなされており、エンディングでは寅がまだ仮設住宅の立ち並ぶ現地・神戸長田区を激励に訪れてもいる。
 主演の渥美清が翌1996年4月に他界されたので結果的にこの作品が最終作になってしまったわけだが、山田監督としては区切りのいい第50作までは撮る構想があったとされている。詳しくは ↑ ウィキペディア参照。

 震災当日早朝、愛知県にいた私は大きな揺れを感じてすぐテレビを付けたが、あれはどの局のカメラマンだったか、ビルの外に出て倒壊しつつある近隣のビル街を茫然自失の状態で撮影していた。まだ高速道路倒壊の映像や続々派生した大火災の映像が配信される以前のことである。

キャスト

車寅次郎:渥美清・・・・撮影当時既に肝臓癌が肺に転移した状態で、医者には撮影は不可能と診断されていたらしい。
リリー :浅丘ルリ子・・シリーズ四回目の出演で、劇中過去三回のエピソードを寅と二人で回顧して満男くんに語って聞かせる場面があって旧作を記憶している者へのサービスになっている。
諏訪満男:吉岡秀隆・・・私は初期の作品で初代の満男くんが乳母車に乗せられたり小学生だったりする場面を相当数見せつけられていたので、今回社会人になって背広姿で靴屋の営業なんかをしているところを見ると隔世の感がある。w
及川泉 :後藤久美子・・かつては『国民的美少女』だった。
諏訪さくら:倍賞千恵子・初期の作品ではミニスカート姿も初々しい新妻姿だったが最終作ではすっかり中年のお母さんになってしまっていた。アッタリマイってか?あちゃ。
諏訪博  :前田吟・・・・・・・・・この人もあれだね、中年太りのおっさんだった。
車竜造(おいちゃん):下條正巳・・・すっかり老け込んでいた。
車つね(おばちゃん):三崎千恵子・・同上。
桂梅太郎(社長)  :太宰久雄・・・この人はなぜか歳を感じさせない。
源公:佐藤蛾次郎・・・・・・・・・・この人もそうだ。
(御前様:笠智衆は既に故人になっていてこの数作前から出ていない。)
ポンシュウ:関敬六・・・・・・・・・冒頭他で寅と一緒の旅先に出て来る。
及川礼子:夏木マリ・・・・・・・・・昔TBS会館での新人オーディションでこの人が山口百恵を破って優勝したところを目撃したことは既に以前書いた。ぁそ。
箕作伸吉:笹野高史・・・・・・・・・釣りバカではスーさんの運転手だが、今回はゴクミを嫁に迎える津山の旧家の親父役。
政夫:神戸浩・・・・・・・・・・・・満男に妨害されて花嫁に逃げられるだけの役どころで詳しい性格描写などはない。
リリーの母:千石規子・・・・・・・・幼いリリーを捨てて男と駆け落ちし、今は都下の特別養護院で暮らしている。面会に来たリリーに奄美大島へ来るかと問われても拒否する。
船長:田中邦衛・・・・・・・・・・・『でいご丸』とかいう奄美の離島を結ぶ連絡船の船長さんだが、注意して見ないと見過ごす。
パン屋いしくら店主:宮川大助・・・・長田区で被災してゼロからの再出発をするべ-カリーの主人で、一度一人でとらやへ寅を訪ねて来るが不在だった。
パン屋の妻    :宮川花子・・・・その奥さんだが映画では「大助・花子」は賑やかし程度にしか使われていないのが不満と言えば不満である。
駅舎の男 :桜井センリ・・・・・・・冒頭とらやで出した「探し人」の小さな広告を虫眼鏡で読む。寅は一年程音信不通だったという話になっている。とらやは男女の若い従業員二人を雇っているという設定だがこれはちょっと不自然か。
タクシー運転手:犬塚弘・・・・・・・終盤奄美へ帰るリリーと寅を空港まで送り届ける。
被災地神戸長田区の会長:芦屋雁之助・これもちょい役だった。

cf.YouTube

2009年5月 6日 (水)

太陽以前。

 火曜日・金曜日は『飛田東映』『トビタシネマ』のサービスデーで全日500円通しである。これがあるから他の日には行く気がしないのである。ぁそ。まして封切り館なんて最近行ったことがない。以前は試写会にハガキを出してよく当たっていたが、最近はそれもしなくなった。
 新作と言ったところでせいぜい半年も立てば誰も見向きもしなくなって、そのうち飛田にやって来る。作りまくって騒いで消費しまくって、後はテレビか飛田で放映されればいい方で、そのままお蔵入りの作品が殆どではないのか。
  昨日は小雨模様で、往きに新世界をちょっと通ったら傘をさした家族連れで大混雑していた。ジャンジャン町出口のJRのガード下などは日頃見ないほどごった 返していたが、あそこは暗いので撮影はパスした。通りを渡って動物園商店街まで行くと途端に人波は減って、普段よりちょっと多いという程度だった。

1.ボーン・アルティメイタム(2007年)

 この映画は、記憶喪失に陥った暗殺者を主人公にしたシリーズものの第三作完結篇ということで、昨日見た中では私には一番良かった。

ボーン・アルティメイタム - goo 映画ボーン・アルティメイタム - goo 映画

============

2.イーグル・アイ(2008年)

 これは去年はそれなりに評判になった映画だったが、導入部分に比べてネタ割れの後半部分は期待外れで今一つつまらなかった。『監視社会』の問題を扱うならもっとそれなりのシビアな工夫が必要だろう。
 映画も最近は携帯やらPCやらがふんだんに使われるようになって、昔のような公衆電話などの出番はすっかり消え失せてしまった。

イーグル・アイ - goo 映画イーグル・アイ - goo 映画

============

3.沈黙の陰謀(1998年)

 セガールの『沈黙』のシリーズの初期の作品だが、本が悪いのか、これも期待した程ではなかった。ただ偶然かどうか、空気感染する牛ウイルスを狂信的なテロリスト集団が悪用して、田舎町をパニックに陥れる話なので、タイムリーな企画だったことは間違いない。

沈黙の陰謀(1998) - goo 映画沈黙の陰謀(1998) - goo 映画

============


2009年4月29日 16時29分

太陽誕生以前のちり、地球上空で発見

 2009年4月に発表された研究によると、地球の大気中で採取されたちり粒子の中に、これまでで最も原始的な物質が含まれていたという。その物質は太陽の誕生以前に起源を持ち、彗星の尾に紛れて地球まで運ばれてきた。

Image courtesy H. Busemann [ 写真拡大 ]

奈良・キトラ古墳
青龍初公開…明日香村住民に


泥に覆われたキトラ古墳の「青龍」に見入る人たち(明日香村で)

 文化庁は28日、奈良県明日香村奥山の奈良文化財研究所飛鳥資料館で、同村のキトラ古墳(7世紀末~8世紀初め)の石室からはぎ取った四神の「青 龍(せいりゅう)」と「白虎」の壁画を村民に公開した。同館で開催中の春期特別展「キトラ古墳壁画四神―青龍白虎」(6月21日まで)で、5月8~24日 に一般公開する。

 キトラ壁画の一般公開は4回目。壁画は湿度60%に設定したガラスケースに収められており、訪れた人たちは顔を近づけて熱心にのぞき込んでいた。 初公開の青龍は大半が泥に覆われており、「これ以上劣化しないのか」「どこに壁画が描かれているのか」などと学芸員らに質問する人もいた。

 同村平田の石田静代さん(67)は「青龍は思ったより汚れがひどかったが、赤い舌がなんとか見えてよかった」と話した。

<訃報>忌野清志郎さん58歳=ロック歌手 がん治療続け

5月2日22時54分配信 毎日新聞

<訃報>忌野清志郎さん58歳=ロック歌手 がん治療続け
忌野清志郎さん
 「ベイベー!」や「愛し合ってるかーい!」などの決めぜりふ、奇抜な衣装と演出で知られるロック歌手、忌野清志郎(いまわの・きよしろう、本名・栗原清 志=くりはら・きよし)さんが2日、がん性リンパ管症のため死去した。58歳だった。葬儀は9日午後1時、東京都港区南青山の青山葬儀所。喪主は妻の栗原 景子(くりはら・けいこ)さん。

 東京生まれ。68年に中学校の同級生らと、忌野さんをリーダーとするバンド「RCサクセション」を結成、70年に「宝くじは買わない」でデビューした。 72年には「ぼくの好きな先生」が、80年には「雨あがりの夜空に」が大ヒット。82年には坂本龍一さんと組んでリリースしたシングル「い・け・な・い ルージュマジック」が社会現象を巻き起こし、日本の「ロックの神様」としてコンサートのほか、CMや映画などで活躍した。

 一方、「音楽は時代の刺激剤であるべきだ」との信念を持ち、政治的なメッセージを込めた歌も歌った。そのため、反原発を扱ったアルバム「COVERS」 やパンクロック風にアレンジした「君が代」が入ったアルバム「冬の十字架」が一時、発売中止になったり、コンサートで突然「あこがれの北朝鮮」「君が代」 を歌って、FM中継が中断したこともあった。

 06年7月に喉頭(こうとう)がんと診断され入院。治療を続けた後、08年2月に日本武道館で本格復帰した。しかし、同7月、左腸骨にがんが転移していたことが判明、再び活動を中止し放射線治療などを続けていた。

 ◇自分の道を貫いた

 ▽音楽評論家、田家秀樹さんの話 日本のロックバンドと日本語のロックの原形をつくった人だった。忌野さんがリーダーだったRCサクセションは、黒人音 楽と日本語を初めて結びつけ、またビジュアル系の元祖でもあった。反原発の曲をつくるなど、ロックが反骨であると証明し続けた。妥協もこびることもなく、 音楽一筋を貫き通したと言える。死は早すぎた。

 ◇聞く者に力与えた

 ▽音楽評論家、天辰保文さんの話 清志郎さんの根底には黒人音楽への敬意があり、それをエンターテインメントの形で日本に定着させた功績は大きい。権威 への反逆も一貫していたが、それをユーモアにくるみ、さりげなく表現していた。実はシャイな人だったと思う。彼の音楽には「彼は常に信頼できる人であり、 自分もしっかりしなければ」と、聞く者に思わせる力があった。

2009年4月25日 (土)

久しぶりの飛田東映。

 今日は外は雨模様だが早いところでは今日土曜日から 16連休のGWが始まるそうで、一方でエコだエコだと国を挙げてはしゃぎながら、もう一方では千円ドライヴだ、海外旅行だとガソリンやジェット燃料を撒 布・排出しまくるのであるから、日本人なんていい気なもんであるとつくづく呆れ返りため息の一つも出ようという今日この頃であるってか、最近ご無沙汰して いたが毎週火曜日と金曜日はご存知『飛田東映』500円のサービスデーである。映画3本見るとなると通しで最低四時間半はかかるから途中で小腹が空くわけ だが、持ち込み自由なので私はいつも近くの『とよしまや』というスーパーで、39円の缶のお茶2つとパンを買って入るのである。それでも合わせて千円もあ ればお釣りが来る。飲食物が足りなかったら途中出入り自由なので、受付で名前を言うだけでスーパーでも食堂でもどこでも行ける。朝の5時が閉館時間なので それまでに帰って来ればいいのであるが、私は外出してもすぐ帰って来る。ぁそ。それで今も隔週で『寅さん』を上映していて、今回の第五作『望郷 篇』(1970年)ではメンバーもみんな若いし満男くんはついに乳母車に乗ってしまった。あちゃ。今度やる『新男はつらいよ』となると、あれはいつ頃の作 品になるのか、監督も山田洋次ではなくなるのである。

============

1.『男はつらいよ(第5作)望郷篇(1970年)』

 この映画の前半の主役は当時北海道ではまだ現役だった蒸気機関車『D51 27』いわゆるデコイチだったと言ってよく、寅は物語の狂言廻しの役を務めているに過ぎない。
  デコイチの釜炊き青年の「油に塗れ額に汗して働く」姿に感化された寅が一念発起して「地道に真面目に働く」ことを決意し、柴又で俄然求職活動に励むが案の 定悉く失敗し、失意の彼が江戸川の小船で転寝をしている間にロープが外れて流れ着く先が対岸の浦安。そこで母一人娘一人の豆腐屋に拾われて、束の間「額に 汗して働く」が結局は・・・というのが『男はつらいよ』の原風景というものが流れる後半のストーリーである。

男はつらいよ 望郷篇(1970) - goo 映画男はつらいよ 望郷篇(1970) - goo 映画

2.『紅姉妹(前編)』(新東宝)は、@nifty映画によると : ↓

 スタッフ・キャスト
  [監督][原作][脚本]団鬼六
  [製作]寺西正己
  [脚本]亀井亨
  [出演]小川美那子/沢木まゆみ/愛染恭子/港雄一 

 上映時間 105分 R-18

団鬼六が監督&脚本を兼ねて 自らのSM小説を映画化
  SM文学の巨匠、団鬼六が自らメガホンを執ったVシネマの前後編を劇場用に再編集。悪徳高利貸しの罠にはまった美人姉妹の凄まじい運命を描く。原作は団鬼六の小説『肉体の賭け』。

ストーリー
  SMクラブを経営する高利貸し、川村が逮捕された。彼は老舗料亭の婿養子に借金を負わせ、その妻、絹代と妹、久美子を我が物にしようとしたのだ。やがて警察の取り調べで巧妙に仕掛けられた事件の全貌が明らかになり……。

============

 私はこの作家の小説は殆ど読んだことはない。彼は部類の将棋好きとしても知られているので、『団鬼六』の名前は『血涙十番勝負』とか、将棋関連でしばしば目にしていた。

 飛田で彼が原作のSM映画は以前一度見た記憶があるが、タイトルも監督の名も内容も覚えていない。
  今回は自らが脚本・監督までやったということで相当力を入れた作品ということだろうが、私としては別段いいも悪いもない「普通の(?)」SM作品だった。 というか、日本には「映倫」という「自主検閲」の機関があってあれこれ事前にチェックを入れるので、異常さも怪異さも局部描写も、最初から全て毒が抜かれ た状態でしか劇場には回って来ないとしたものである。
 で、今回(前編)は美人姉妹のうちお上品で和風美人のお姉さんの方が悪徳高利貸しらによっ て嬲り者にされるわけだが、後編では今度は空手を嗜むという武闘派の妹が毒牙にかかるわけだろうから、おじさんこっちも見てみたい気がして、今から涎を垂 らしているのである。あへっ。

============

3.『日本女侠伝』血斗乱れ花(1971年東映)。

 これは『日本女侠伝』というシリーズものの第四作目ということである。
  高倉健と藤純子の組み合わせというと全て悲恋に終わる。当代きっての美男美女が結ばれるハッピーエンドでは東映ヤクザ映画にならないってか、相思相愛の淡 い恋心だけで終わるケースもあったんだろうか、今回は終盤健さんが未亡人の藤純子に告白しちゃったりするのである。(役名で書けってか、あちゃ。)
  明治中期、大阪船場の商家の二代目(津川雅彦)が「石炭」で一山当てる夢に憑りつかれ、おりょうはん(藤純子)が大晦日に工面した店の運営資金で九州筑豊 に山を買うが、「炭」を掘り当てた直後落盤で命を落とす。山のイロハもわからぬ船場の女将が亡夫の意思を受け継ぎ、大阪の店を処分して山に入り、それを何 かと手助けし地域ボスと闘うのが船頭の健さんというわけである。
 監督が山下耕作ということで、この人は海や川の「水」の描写が素晴らしいことで知られている。

日本女侠伝 血斗乱れ花 - goo 映画日本女侠伝 血斗乱れ花 - goo 映画

============

2009年2月25日 (水)

洋画3本。

だいたいが(はあ?)オスカーにしても騒ぎ過ぎでみっともないったらありゃしない。報道の『ラベル』が低過ぎる。なんでアメちゃん以下欧米文化に権威づけられないと日本 映画は国内での評価が定まらないのか。これじゃあ明治維新以来進歩というものがないではないか。私はワシントンポストのオスカー関連の記事を探したが、目 立つのはオスカーを受賞したインド映画「スラムドッグ」と主演女優賞の記事ばかりで、私は「デパーチャー」の「デ」の字も発見出来なかった。別にハリウッ ド映画やインド映画の悪口を言うつもりはないが、彼の地で主流を占めるド派手なアクション映画を絶賛した人たちに、これとは好対照を成す地味な内面描写に 拘った日本映画の良さを過不足なく了承出来るものかどうか、老婆心ながら私には甚だ疑問である。・・というわけで久しぶりにトビタへ行って、しかも洋画を 見て来たが、やっぱりド派手だった。w .

============

1.王妃の紋章(2008)→公式サイト・・これは後唐の時代に原案を探ったという、一年前に公開されたばかりのWBの映画で、日本で言えば遣隋使・遣唐使の時代をちょっと下がった「五代十国」の乱世直前の中華王朝中枢の血で血を洗う内紛を描いている。
 まあ、近親憎悪・近親相姦有り、同族殺し有りの、巨大な軍団がCGを駆使して群舞する実にもの凄いアクション・バイオレンス映画で、賛否両論を惹起した『08北京オリンピック』の政治臭芬々たる演出より私は遥かに好感を持った。『300』より凄いかも。(笑)
 アメリカ人というのはこれ程までに「これでもか、これでもか」とやらないと納得しなくなっているんだな。
 だからこれが史実に忠実かどうかとか、時代考証は正確かどうかとかを論じても余り意味がないと思うけれど、時代考証はかなり入念にやっていると思わせる描写は各所に散りばめられている。

cf.中国の歴史(とりわけ隋唐時代あたりをよく読んでねっとんとん)。

cf.王妃の紋章 - goo 映画

============

2.ミラクル7号(2008)→公式サイト・・こちらはチャウ・シンチーの香港映画でジャンルは学園もののSF映画ということになるのかな。細かい点で不満を言えばきりがないが、かなり笑える(しかもほのぼの系の)映画であることは確かだ。主演(助演?)の息子役の子は実は女の子だというのも、初めて知った人は必ず驚くことになっている。w

cf.ミラクル7号 - goo 映画

============

3.キル・ビル←私が見たのはvol2.の方だが、ウィキペディアによれば元々はvol1.(2003)と2.(2004)は一本の映画になる予定だったが長過ぎたため分割されたということであり、一作目が好評だったため二匹目の泥鰌を狙うという普通のパターンとは違う。『女殺し屋の復讐譚』をテーマとしたバイオレンス映画だが、vol1.は残虐シーンが問題とされて各国版が編集されたそうだ。
 この映画のタランティーノという監督は日本通で夕張映画祭にも来ていたし、香港映画等にも一家言を持つ人だそうで、終わり方は一種不気味で、そう言えばエンディングには梶芽衣子の『怨み節』も流される米亜の諸潮流が混濁した不思議な映画である。

cf.キル・ビルvol.2(2004) - goo 映画

============

2007年12月29日 (土)

洋画3題+1。

 昨日27日、『夕刊フジ』の大見出しは「小沢民主に内紛」で『日刊ゲンダイ』の方は『橋下四面楚歌』だったから、私は躊躇なくゲンダイを選んだがこれはちょっと失敗だった。というのも、大阪府知事選の記事は(見出しは関西版だけのサービスだったのだろう)探さないとわからない程小さな扱いだったからである。これだったら福田訪中に標準を合わせたフジの提灯記事でも良かったと思ったがこれこそ『後の祭り』というものだ。あちゃ。今朝のたまちゃんのスーパー・モーニングでは大阪府知事選の三人の候補者が出ていた。大阪は5兆円の債務があって、都道府県で唯一収支がマイナスに転落している自治体なのだそうである。「このままだと『第二の夕張』になる」などという言葉も番組内で聞かれた。ゲストの自民御用学者は橋下にばかり話を振ってなんとか劣勢を撥ね返そうと姑息で醜い手を使っていた。当の橋下は「議会多数派たる自公の支持がなければ政策は実現出来ません。私は与党多数派と政策協定を結びました」などと偉そうにのたまっていたが、ばかやろう、その自公の「支持」がなければそもそも大阪府にして5兆円、日本一国にして 800兆円の債務など発生しなかったんだ。第一自公はいまだお前を推薦することに尻込みしてるじゃないか。お前みたいな嘘吐きは選挙に負けた後も、もう二度と公共の電波に乗って来るんじゃないぞ、ボケが!

============

 1.『
沈黙の傭兵』(06/11/25公開のシリーズ第11弾)
 このシリーズは今更私如きがああだこうだ言える筋合いではない。いつもながら安定した出来栄えで楽しめる映画である。
 ↓ 以下はgoo映画からの引用。

湾岸戦争の英雄ジョン・シーガーは、軍事政権から民衆を解放するというCIAの大義名分の下、傭兵としてガルモラル島での戦闘に参加していた。しかし戦いに突然フランス軍が介入し、シーガーたちは撤退を余儀なくされる。さらに追い討ちをかけるように親友のラジオが戦死。失意のシーガーはCIAのドレシャムに嵌められたことを悟りながら帰国する。一方ドレシャムは、真相に気づいたシーガーを始末すべく暗殺計画を発動し…。

無敵のアクションスター、スティーヴン・セガールの“沈黙シリーズ”第11弾。今回セガールが演じる役は“傭兵”。金を得て戦う、言わばプロの戦争屋だ。しかしこの作品では、原題の「Mercenary for Justice」が示すとおり、金ではなく正義や信念のために巨大な敵と戦う傭兵の姿を描いている。冒頭は銃撃音の鳴り止まない迫力の戦場シーンが続き、そのまま一大戦争絵巻に突入するかと思いきや、それ以降は知略と謀略が飛び交うスパイ映画のような展開に。次々と展開される頭脳戦は、セガールの新たな魅力を垣間見させてくれる。もちろんどっしりとした体格から繰り出される、安定感抜群のセガールアクションも健在だ。

2.『
デスプルーフ』(Death Proof=死の証明というよりも、死ぬかどうか試すという意味だろうか?)は不思議な映画である。冒頭というか前半、コインを入れて選曲するとレコード盤を選び出して鳴らし始める今は懐かしい「ジュークボックス」をかけながら、或る酒場に集まったショービジネス関係の女たちが延々と身内だけの屈託無い会話を弾ませる。酒場の中と豪雨に襲われている外の駐車場の二つしか場面がない。人物たちはこの二幕の中で飲んだりしゃべったり踊ったりするだけだ。"Boys in the band"という映画がそうだったが「芝居から来ている映画」という印象の濃い、いわゆる『グラインドハウスもの』という括り方をされる映画を意識して目指したということである。

 で、酒場での顛末が一段落すると後半は時が流れた14年後の話でバニシングポイントという映画が再三女たちの話題に上る。彼女らは酒場にいた女たちとは違う、カー・スタントを職業とする女たちという設定である。本編の話の前にこの71年に公開された映画について少し触れる。

解説

デンバー=カリフォルニア間を車で、平均時速200 キロという狂ったスピードでつっ走ろうとする男と、これを捕えんとする警察車、そしてファナティックなディスク・ジョッカーに現代アメリカの深い苦悩を投影してスリリングな場面が展開する。製作は「素晴らしきヒコーキ野郎」のノーマン・スペンサー、監督は「野にかける白い馬のように」のリチャード・C・サラフィアン、マルコム・ハートの原作をギラーモ・ケインが脚色、撮影はジョン・A・アロンゾ、音楽はデラニー&ボニー&フレンズ、マウンテン、ジェリー・リード、ビグ・ママ・ソーントン、キム・アンド・デイブなどが演奏する。計16曲のニューロックやカントリーを、ジミー・ボーウェンが監修している。出演は新人バリー・ニューマン、ディーン・ジャガー、ブロードウェイのミュージカル「パーリー」でトニー賞を受賞したクリーヴォン・リトル。他に、ビクトリア・メドリン、ティモシー・スコット、ギルダ・テクスターなど。デラックスカラー、パナビジョン。1971年作品。

↓ 
ネタばれのあらすじもあるがあれは読まない方がいい。誰が書いたか知らないが、内容も低俗で不正確で非常に悪い。あんなあらすじとセットでは映画の価値自体が激減してしまうだろう。いちいち論証しないが、私はこの映画が好きだからあんなものは許し難い気がするのである。で、↓ 以下はそのgoo評を換骨奪胎した私のおさらいというわけ。w

 ヴェトナムからの帰還兵(海兵隊)で元警察官、レースドライバーもしていた男で、今は車の運転配送をやっているコワルスキー(当時新人のバリー・ニューマン)というクールな男 が主人公である。彼がデンバーからサンフランシスコまで車の陸送を引受けそれ以降は全編カーチェイスというか、彼を阻止しようとする警察側と、それを突破し続ける彼との間で死闘が展開される。
 冒頭は州境ののんびりした田舎町の埃っぽい1本道に警察の手でバリケードが準備される場面が日付時刻入りで映しだされる。このシーンはラストにもう一度繰返されるのだが、今度は活気ある音楽入りである。
 彼に絡んで来るのがニュースを聞いた盲目のディスク・ジョッキー”スーパー・ソール(クリーヴォン・リトル)”で、これは見事に当たった好キャストだった。彼は警察の通信を盗聴して、情報をコワルスキーに流し続け、南部の荒っぽい連中にサテライトの小さな公開スタジオを襲撃されボコボコにされたりする。逃走の過程で、彼は生活に必要な日用品との物々交換のためガラガラ蛇を集めている老人(ディーン・ジャガー)と出会い、彼の案内でカルト的な小集落に行ったり、バイクに乗った男エンジェル(ティモシー・スコット)と出会ったりする。荒野の中の彼の家に行ったとき流れる曲がMountainの『ミシシッピ・クイン』である。そこにはヌードでバイクに乗った娘(ギルダ・テクスター)がいて、ラジオを聴いて彼を知っていた彼らは強壮剤や煙草をくれる。エンジェルのアイディアで車をパトカーに偽装してコワルスキーは非常線を突破するのだが・・。(20世紀フォックス配給:1時間39 分)

↑ ざっとそんなストーリーで、バニシングポイントと言えばマウンテンなわけである。はあ?!

↓ さて本編の"Death Proof"だが、以下はgoo映画からの引用です。

テキサスの田舎町。人気DJのジャングル・ジュリアは女友達と共にお気に入りのバーにくり出した。しかし、そこに不気味なシボレーを乗り回す男、スタントマン・マイクがやってくる。ジュリアたちはバーで会話をするうちに、彼への警戒心を緩めていくが…。その14ヶ月後、テネシーのとある町。映画撮影に携わっているキム、ゾーイたちは撮影の合間をぬって車の試乗をすることに。しかしそんな彼女たちにマイクが目をつけ…。

60~70年代に隆盛を極めたインディーズ系の低予算映画=グラインドハウス映画の体験を再現すべく、タランティーノとロバート・ロドリゲスがタッグを組んだ企画「グラインドハウス」。そのタランティーノバージョンにあたるのが本作である。殺人鬼VS女の子たちという構図で、グラインドハウス映画に思いっきりオマージュを捧げたスラッシャー映画を作り上げた。全編にちりばめられたガールズトークの数々は、リアルで、開放的で、魅力的。彼女たちに対する殺人鬼役のカート・ラッセルも怪演で物語を盛り上げる。他にも後半の怒涛かつ爆笑の展開など見どころが満載。タランティーノ流のエネルギッシュなガールズムービーに仕上がっている。

3.『スパイダーマン3』オフィシャルサイト

 私はアメリカの漫画(劇画?)より日本の漫画の方が遥かにレベルが高く面白いと思っているから、米漫画を映画化したこのシリーズにはあまり興味がなかったわけであるが、この「3」は今年公開されたばかりのものが3本立500円の映画館で見られるということだから、「これはツタヤでDVD借りるより安上がり(!)」ってか、見ておかなくちゃねと思った。笑。つまり自分の心持ちとしてはこれがメインだったわけだが、収穫としては「デス・プルーフ」が一番だったような気がする。気づいたことと言えば、主人公の彼は
芸達者だということかな。w

============

スティーヴン・セガール 沈黙の傭兵 DVD スティーヴン・セガール 沈黙の傭兵

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2007/12/07
Amazon.co.jpで詳細を確認する

スパイダーマン3 2008年カレンダー Book スパイダーマン3 2008年カレンダー

販売元:トライエックス<ハゴロモ>
Amazon.co.jpで詳細を確認する

デス・プルーフ プレミアム・エディション DVD デス・プルーフ プレミアム・エディション

販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2008/02/22
Amazon.co.jpで詳細を確認する

明日に向って撃て!〈特別編〉/バニシング・ポイント DVD 明日に向って撃て!〈特別編〉/バニシング・ポイント

販売元:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
発売日:2005/04/20
Amazon.co.jpで詳細を確認する


2007年12月27日 (木)

300+2.

また今日も映画ネタから。毎週6本ずつ名画座で見ているからどんどん消化して行かないと(はあ?)間に合わな いのだ。汗。他にもPCでヤフー動画やGYAO映画も見ているけど、とてもじゃないが取り上げていられない。つまり目下私はブログネタが過飽和状態なので す。ぁそ。で、今回はまず『300(スリーハンドレッド)』という紀元前のスパルタの軍記映画を取り上げます。私は元々封切りやロードショーには縁遠いい つも金欠状態の人間で、もっぱら名画座とか学祭巡りが得意でしたが、映画って昔は当たった映画は一時秘蔵しておいて、頃合を見計らって再びロードショーに かけて儲けるというパターンが確立していたように思うんだけど、今は生産過剰なのかそんな流暢なことやってる時間がもったいないのか、当たった映画であろ うがなかろうがどんどん二番館、三番館(←そんなの今あるかぁ?!)へ流されて来ているようで、この『300(スリーハンドレッド)』という映画も今か かっている『スパイダーマン3』も、なんと今年07年に公開されたばかりの湯気が出ているような映画なのですね。他の名画座知らないけど、東京~横浜あた りの映画事情は今いったいどうなっているんだろうか。尤も私に言わせれば東京なんかはあまりにも広過ぎるから、いい映画がかかっていてもそこへ行くための 時間や交通費がかかり過ぎる感じがするけどね。映画見るなら京都や大阪に住んだ方がベターかな?ぁそ。笑。というわけであと邦画も二つ軽く取り上げてみま す。

*『ギリシャ文明』でも『地中海文明』でもいいんだけど、そんなものはあくまで全『世界史』の中では極く狭い部分のお話であって、じゃあその同時代にこの地球の他の場所ーー中国でもインドでも他の区域でもいいんだけどねーーはどうだったのかという問題も等価同等に研究~言及して行かないとこれは一挙に『西欧中心史観』そのものに転落してしまうのである。『大航海時代』にヨーロッパから船で世界各地に出掛けて行った連中にとって、ヨーロッパ人以外の『蛮族』たちは総じて人間ではなかったのだから『中華思想』だけを攻撃していればいいというものではないのだよ、勝谷くん。地球は彼らを中心に回って来たわけではないのだ。

 これは紀元前の話で、鉄器を持って南下して来たドーリア人の一派がギリシャ・ペロポンネソス半島の先住民を征服して作った国の一つに『スパルタ教育』で有名なスパルタという都市国家があって、この『300』というのは何たら言う王の精鋭部隊・近衛兵の数を示している。それでこの映画は、彼らたった三百の精鋭たちがペルシャからの百万の征服軍・侵略軍と闘い見事華と散るという一大スペクタル巨編である。
 ま、特撮だからね、凄いよね。笑。

 旅研には↓ 以下の記述がある。
ドーリア人
ヨーロッパ ギリシャ共和国 AD 

  古代ギリシア民族のうち,前13~前12世紀のエーゲ海における民族移動,あるいは“海の民”の襲来につづいて多分前11世紀ごろヘラスに移動してきた分派で,3部族制と独得の方言に特色がある。ドーリス人ともいう。青銅器時代の初期(前2500~前2000年ごろ)に移動してきたギリシア人のうち,一部は前1950年ごろギリシア本土に侵入して農耕を始め,ミケーネ文明圏を形成したが,一部は北ギリシアの山岳地帯にとどまって移牧を行った。これがのちのドーリア人である。彼らは鉄器によって先住民を征服しながら南下してきたが,その時期と経路は学界の重大な論争点である。ドーリア人がミケーネ文明を破壊したとする古典学説に対して,最近では“海の民”を破壊者とみる学説が優勢である。ともあれ,ピュロスやミケーネ出土のリニアB文書にドリス方言が使われていないこと,ホメロスの叙事詩がドーリア人に言及していないことは事実である。ドーリア人の移動をヘラクレス一族の帰還と結びつける古代ギリシアの伝承によると,ヘラクレスの息子ヒュロスが,ドーリア王アイギミオスのもとに赴き,その養子となった。彼の子孫はドーリア人の先頭に立って奮闘し,失敗を重ねながらペロポンネソスに侵入し,ラコニア・アルゴス・メッセニアと分散していった。ヘラクレスとの結びつきはドーリア人の侵略と支配の正当化のために考案されたのであろうが,オリンピア→デルフォイ→ナウパクトス→コリント湾の渡海→ペロポンネソス半島という“帰還”の経路は容認できるように思われる。スパルタの詩人テュルタイオスもヘロドトスもそう主張している。とすれば,コリント地峡通過はこの時期ではなく,のちのメガラ地方のドーリア化に帰せられるべきかもしれない。伝承はまた有名な3部族制の起源をも説明しているが,ヒュレイスはイリュリア系,デュマネスはギリシア系,パンフュロイは文字通り“全部族”の混合体と解釈することができ,移動に先立って行われた部族編成の様子を暗示しているのである。ドーリア人はスパルタ・アルゴス・シキュオン・コリントス・メガラの諸ポリスをつくり,エーゲ海のクレタ・メロス・テラの島々,小アジア西岸のロドス・コス・クニドス・ハリカルナソスに定住した。ドリス系ポリスがその後の政治的・経済的発達の過程で二つの方向をとったことは注目すべきである。スパルタやクレタの諸ポリスでは3部族制が固持されて,支配階級を形成し,被征服民を農奴とした。このため軍事国家の道を歩むことになる。他方,シキュオンやコリントスなどのポリスは,商業を発達させ,早くから3部族制が崩れ,征服者と原住民の同化がすすんだ。その過程で僣主の登場がみられたことも特色の一つである。ドーリア人は文化面でギリシア史に大きく貢献した。製陶(コリントスやスパルタ)・建築・叙事詩・彫刻の各分野での活躍はイオニア文化(前6世紀)にはるかに先駆けている。ドーリア人は数多くの植民市を建設したが,そのなかにはシラクサとケルキュラ(母市はコリントス),タラス(タレントゥム,母市はスパルタ)・ビザンティオン(母市はメガラ)が含まれている。

cf.300公式HP.←ここから私はポスターを6枚全部ダウンロードしましたっ。やっほいほい!

 yahoo300には ↓次のような解説とあらすじがあった。

 解説: 『シン・シティ』でも知られるフランク・ミラーのグラフィック・ノベルを基に、スパルタの兵士300人がペルシアの巨大軍と戦う姿を描いたアクション超大作。監督は『ドーン・オブ・ザ・デッド』のザック・スナイダー。屈強なスパルタの王レオニダスを『オペラ座の怪人』のジェラルド・バトラーが演じる。色彩のバランスを操作し、独特の質感になるよう画像処理を施した斬新な映像美とともに、屈強な男たちの肉体美も見どころとなっている。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 紀元前480年、スパルタ王レオニダス(ジェラルド・バトラー)は、ペルシアの大王クセルクセス(ロドリゴ・サントロ)から服従の証を立てるよう迫られる。そこで、レオニダス王が取った選択肢は一つ。ペルシアからの使者を葬り去り、わずか300人の精鋭たちとともにパルシアの大群に立ち向かうことだった。(シネマトゥデイ)

cf.スパルタ

============

*次、無法松の一生は三船敏郎主演のを見たわけだが、これも往年の名画の一つである。脇役陣もしっかりしていて、とりわけ相手役の高峰秀子が私には良かった。ぽわぁ~ん。昔見たような気もするけど、私が思っていたよりも遥かにほのぼの系の大作である。

解説

岩下俊作の原作から故伊丹万作と稲垣浩が脚色、「柳生武芸帳双龍秘劔」の稲垣浩が再び監督する往年の名作の再映画化。撮影は「遥かなる男」の山田一夫が担当した。「柳生武芸帳双龍秘劔」の三船敏郎、「張込み」の高峰秀子という顔合せに、芥川比呂志、笠智衆、宮口精二、多々良純、有島一郎などが出演。色彩はアグファカラー。

ネタばれあらすじ

明治三十年の初秋--九州小倉の古船場に博奕で故郷を追われていた人力車夫の富島松五郎が、昔ながらの“無法松"で舞戻ってきた。芝居小屋の木戸を突かれた腹いせに、同僚の熊吉とマス席でニンニクを炊いたりする暴れん坊も、仲裁の結城親分にはさっぱりわびるという、竹を割ったような意気と侠気をもっていた。日露戦争の勝利に沸きかえっている頃、松五郎は木から落ちて足を痛めた少年を救った。それが縁で、少年の父吉岡大尉の家に出入りするようになった。大尉は松五郎の、豪傑ぶりを知って、彼を可愛がった。酔えば美声で追分を唄う松五郎も、良子夫人の前では赤くなって声も出なかった。大尉は雨天の演習で風邪をひき、それが原因で急死した。残る母子は何かと松五郎を頼りにしていた。松五郎は引込み勝ちな敏雄と一緒に運動会に出たり、鯉のぼりをあげたりして、なにかと彼を励げました。そんなことが天涯孤独な松五郎に、生甲斐を感じさせた。世の中が明治から大正に変って、敏雄は小倉中学の四年になった。すっかり成長した敏雄は、他校の生徒と喧嘩をして母をハラハラさせ、松五郎を喜ばせた。高校に入るため敏雄は小倉を去った。松五郎は愛するものを奪われて、めっきり年をとり酒に親しむようになった。酔眼にうつる影は良子夫人の面影であった。大正六年の祇園祭の日、敏雄は夏休みを利用して、本場の祇園太鼓をききたいという先生を連れて小倉に帰って来た。松五郎は自からバチを取った。彼の老いたる血は撥と共に躍った。離れ行く敏雄への愛着、良子夫人への思慕、複雑な想いをこめて打つ太鼓の音は、聞く人々の心をうった。数日後、松五郎は飄然と吉岡家を訪れた。物言わぬ松五郎のまなこには、涙があふれていた。それ以来、松五郎は夫人の前から姿を消してしまった。雪の降る日、かつて敏雄を連れて通った小学校の校庭に、かすかな笑みをうかべた松五郎が倒れていた。残された柳行李の中には、吉岡家からもらった数々のご祝儀の品々が手をつけられずにあった。その奥底には敏雄と夫人宛の貯金通帳もしまわれていた。良子夫人は冷い亡きがらに取りすがって泣きくずれるのだった。

↑ 以上引用はgoo映画より。

============

cf.地下鉄に乗って公式HP.

絶縁状態の父親が倒れたという知らせを受けた日、小さな衣料品会社の営業マン・長谷部真次は、いつものようにスーツケースを転がしながら地下鉄で移動していた。そこに突然、亡き兄が姿を現す。兄の背中を追って地下通路を抜けると、そこは昭和39年の東京だった。ほどなくして真次は無事現在に戻ってくるが、後日、今度は恋人の軽部みち子も一緒に昭和21年に遡り、闇市でしたたかに生きる若き日の父・小沼佐吉に出会う。

大都会・東京の地中深く縦横無尽に張り巡らされた地下鉄路線。多くの人々にとっては何の変哲もない日常の移動手段に過ぎない。そこから逸脱し、過去に旅する主人公の真次とみち子は、図らずもお互いの絆を深めることになるのだが。演じる堤真一、岡本綾と一緒に見る者も、地下鉄の轟音と共に過去へ連れ去られる。直木賞作家・浅田次郎の自伝的要素の強い同名小説を原作に、一筋縄ではいかない父と子の愛憎や、愛する男を幸せにするために非常な決断を下す女心がエモーショナルに描かれる。大沢たかおが出征直前の若者から、威圧的な父親までを一気に演じれば、真次を過去に誘う恩師役の田中泯が圧倒的な存在感で異彩を放つ。

↑ 以上引用はgoo映画より。

============

東京の地下鉄は複雑だからね。大阪のは中心部ではほぼ格子上に交わっているから大抵はどれに乗っても乗り換え出来るようになっている。名古屋、京都はもっと単純だ。
 東京は都区内フリー切符(一日乗車券の一種)はまだあるのだろうか。あれは確かJRも地下鉄も都バスもOKだったからとても便利だった。大阪は『一日乗車券』というのはあるけど、使えるのは地下鉄と市バスだけだから自由度は小さい。でも毎週金曜日と毎月20日はノーカーディと言って通常800円のところ600円になるからこれは『お値打ち』である。(←名古屋の人は『お買い得品』『特売品』のことを『お値打ち』と呼ぶのである。w)

*それでこの『メトロに乗って』(06年公開)だが、なんというか、全般に作り方が若過ぎるのだな。笑。
 大沢たかおの老け役には無理があったし、何回もタイムスリップしてその度過去の父親とぴったりご対面するという、身も蓋も無い『超ご都合主義的ストーリー展開』も気に食わなかったが、まあそれなりに楽しんで見たから良しとするか。w
 ただ元々の本が悪いのか、『愛人』の身分の若い女性(岡本 綾)が相手の男性とその家族の立場を思って身を引くという結末は如何にも古めかしく、倫理臭が芬々としていて不愉快だった。不倫が罪というならその報いは男女公平に受けて然るべきである。

============

300 [Original Motion Picture Soundtrack] Music 300 [Original Motion Picture Soundtrack]

販売元:Warner
発売日:2007/03/06
Amazon.co.jpで詳細を確認する

無法松の一生 DVD 無法松の一生

販売元:東宝
発売日:2004/08/27
Amazon.co.jpで詳細を確認する

地下鉄(メトロ)に乗って THXスタンダード・エディション DVD 地下鉄(メトロ)に乗って THXスタンダード・エディション

販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2007/03/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する


2007年12月25日 (火)

イラクー狼の谷。

今日は衝撃の映画『イラク 狼の谷』と、もう一つはぐっと身近な西成の救霊教会に於けるクリスマスコンサートの話題です。映画の方は米軍への復讐心に燃えるトルコの諜報員が主人公のアクションもので、これにクルド人問題も絡んで来る『分割せよ。而して統治せよ』を絵に描いたような映画ですね。最近はヴェトナム戦争を初めとして血生臭い現代史ものにもどんどん映画が進出して来ているから、何がフィクションで何が現実か、まごまごしていると万事わけわかんなくなりそうだっちゅうの!それでなくても『事実は小説より奇なり』でもって下手なフィクションなど足元にも及ばないような事件、事件、また事件の連続ですからね、「ああ師走の我が老大国(?)日本よ、どこへ行く!?」ってなもんだわさ。あっそ♪

============

『イラク 狼の谷』:
 以下はgoo映画からの引用です。↓ (注意! ややネタばれです)

 2003年、イラク北部のクルド人自治区で、同盟国であるはずの米国軍がトルコ秘密司令部を急襲。犯罪者のように扱われたトルコ将校は、友人であり元トルコ秘密諜報員であるポラットに復讐を頼んで自殺してしまう。一方、米国軍が結婚式中の村を襲った。新郎を殺された新婦レイラは復讐を誓う。事件のすべてはアメリカ人指揮官サムの仕業だった。クルド人自治区に潜入したポラットはレイラの協力を得ながら、サムに戦いを挑む!

映画にしろ、ニュースにしろ、西側諸国からのものしか日本に入ってこない事もあり、イラク戦争の周辺諸国が、あの戦争をどう捉えているのか、我々日本人にはわかりにくい。その点、トルコで大ヒットを記録した本作は、「普通のトルコ人」がイラク戦争をどう見ているか知るにはいい機会だ。ここではアメリカ人は徹底した「悪」だ。ひとつひとつのエピソードは実際に起きた事件にインスパイアされてはいるが、扱い方は完全にフィクション。本作に出てくるアメリカ兵はアクション映画に出てくる悪の組織やテロリスト集団とそう変わりない。実のところトルコ国民にとっては、典型的なアメリカ人のイメージはこんな感じなのかもしれない。

============

 *以前見た
『英雄の条件』という映画も中近東の問題を扱っていたが、あれは徹頭徹尾派遣米軍の立場を礼賛するもので、展開も結末も到底私の納得出来るものではなかったが、↑ こちらの方は逆に『義憤に駆られる』というか『反撃は痛快そのもの』で(はあ?)トルコやイスラム圏で絶賛されたというのも頷けた。
 私は一般にテロリズムには反対だが、普通に暮らす人々が自爆攻撃等のテロリズムに走るにはそれ相当の動機付けがあって然るべきだとも思うものである。よくよくの理由がなければ、人は一揆も暴動も起こさないしテロに走ることもないのである。

 しかしこのイスラム圏対キリスト教社会との相克はいよいよもって『文明の衝突』的色彩を強めつつあり、無宗教の私などはこの問題はほぼお手上げ状態で、ただただ呆れ返って茫然とするか、遠巻きに「仲裁の振りをする」か、口篭りながらでも「和解を促す振りをする」くらいしか思いつかないのである。

 *で、私は国際紛争の一方の極には違いないキリスト教の、韓国系プロテスタント=『大阪救霊教会』のクリスマス・イヴコンサートに行きました。こちらは去年も行ったので、本当は今年はカソリックの方に行ってみたかったのですが会場がわかりませんでした。あちゃ。

 開始が予定を早めて夕方5:30頃、終了が夜8:45頃でした。参加者にはシェルターから外出券を貰って来ている人が多いため、シェルターが門限の夜9時前にプレゼントの配布も含めて全て終了するということが必須の条件のようです。代表(↑今日の写真参照)の説教も普段なら1時間以上はゆうに続くことが多いのですが、昨日は時間が押していたため30分も語らずに終わりました。
 それでこのビデオはコンサートの中の一部、新婚さんの信者のカップルがリードした『主は素晴らしい』の4ヶ国語版バージョンの様子です。w
 去年アップした救霊教会ビデオは☆も付いたのですが、今回はまだ出足が悪いです。三角公園の街頭テレビムーブ!』版の方が食いつきがいい。笑。(月曜日なので出ていたのは宮崎、勝谷、司会の堀江と、こいつら全員『橋下応援団』じゃないのか!?)

============

社会格差、「弱者に配慮を」=一部報道に異例の反論も-天皇陛下、きょう74歳
2007年12月23日(日)05:13 * 時事通信

 天皇陛下は23日、74歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち皇居・宮殿で記者会見した陛下は、社会格差の問題について、「自由競争によりある程度の格差が出ることは避けられないとしても、健康面などで弱い立場にある人々が取り残されてしまうことなく、社会に参加していく環境をつくることが大切です」と話した。

 食品の虚偽表示など暮らしの安全については、一昨年から今年にかけ、食と住に関して「国民に不安をもたらすような事情が明らかになったことは残念なこと」と指摘。年金問題には、「まじめに働いてきた人々が高齢になって不安を持つことがないように、解決に向かっていくことを願っています」とした。

 ご家族についての質問には、それぞれの幸せを願っているとした上で、5月の記者会見で皇太子ご一家のオランダ静養に苦言を呈したと一部で報じられたことに「私の意図したところとまったく違っています」と反論。「このたびの質問にこれ以上お答えしても、また私の意図と違ったように解釈される心配を払しょくすることができません」と言及を避けた。陛下が報道内容に反論するのは異例。[時事通信社]

============

VALLEY OF THE WOLVES IRAQ DVD VALLEY OF THE WOLVES IRAQ

販売元:ビデオメーカー
発売日:2007/12/14
Amazon.co.jpで詳細を確認する

英雄の条件 英雄の条件
販売元:TSUTAYA online
TSUTAYA onlineで詳細を確認する

2007年12月22日 (土)

なぜ映画かと言うと・・。

 それで、なぜ映画かと言えば、

1.アフィリエイトが簡単そう。笑。
2.最近毎週
3本立て500円名画座洋画邦画もよく見ている。

という、この2点かな。ぁそ。それで、今日はまず、最近隔週で見ている『男はつらいよ』を取り上げてみます。
↓ で、以下ざっと最近見たものを中心にランダムに感想とかを述べてみて紹介記事にするのですよ。ぷいぷい。


男はつらいよ 柴又より愛をこめて DVD 男はつらいよ 柴又より愛をこめて

販売元:松竹
発売日:2005/07/29
Amazon.co.jpで詳細を確認する


男はつらいよ 柴又慕情 DVD 男はつらいよ 柴又慕情

販売元:松竹
発売日:2005/07/29
Amazon.co.jpで詳細を確認する


全48作のもあるね。w

男はつらいよ 49巻セット+特典ディスク2枚付 DVD 男はつらいよ 49巻セット+特典ディスク2枚付

販売元:松竹ホームビデオ
発売日:2006/07/29
Amazon.co.jpで詳細を確認する


 ところで邦画のDVDってみんな高いよね。ハリウッドの名作が500円からあるのに比べたら、黒澤や小津はいったい何?!あれ。考えられない法外な値段だよ。
 
寅さんだって、松竹はこれまでさんざん儲けさせて貰ったんだから、もうこれからは1枚480円とか980円とかで売るべきだと私は思うけどね。ぁそ。

============
 

『男はつらいよ。真実一路』。シリーズ第34作で、マドンナ役は人妻=大原麗子。寅は人妻に恋慕してしまうのだ。あっそ。
  最近で言うと37作目くらいから1作ずつ遡って毎回見ている。出演者には既に鬼籍に入られた方も多く寂しい思いもするが、反面、当然ながら満男くん(吉岡 秀隆)がどんどん子供に戻って行くのがわかって面白い。数ヶ月前には成人した満男くんとゴクミの絡むシリーズを見た記憶があるから、最終48作目から一つ ずつ前に戻って行くというのがこの『飛田東映』という映画館の最近の趣向なのかも知れない。再来週は『
夜霧に咽ぶ寅次郎』でマドンナは中原理恵である。風子という名の「女 寅次郎」という触れ込みだ。で、これはもう見た。北海道の話で、ご当地の不況とも関係あるのか、最初ちょっと暗いシーンが続く。その分終わりはドタバタ調だけどね。渡瀬恒彦がオートバイ・サーカスのトミーという乗り手役で出ているが、彼は理恵ちゃんにおちょっかいを出したくらいで別段悪さはしていないように思うんだけど、どういう考えから来てるのか、物語の中で不当に攻撃されているように私は感じた。「渡世人」がそんなに悪いかって感じ
例の2ちゃんねる脅迫事件で言えば「職業差別」に近い思想がある。風子に付きまとったこと以外に彼が「公序良俗に反する」行為をした場面など一切描写されていない。「渡世人」ということだけで彼の身持ちの悪さを決め付け攻撃 して、その姿を寅にオーバーラップさせて寅自身の矛盾を突くという手法がとられる。寅さん映画は決してリアリズムに基づいてはいない絵空言の夢物語であり ながら、突如としてこういう似非リアリズムを混ぜ込んで来ることがある。この辺に私が長い間このシリーズの映画に馴染めなかった主たる原因がある。満男く んはこの作品でとうとう中学校入学直後に戻ってしまい、タコ社長の娘は結納から結婚に至っている。

男はつらいよ『寅次郎恋愛塾』(1985年)はシリーズ第35作で、マドンナ役は樋口可南子
 寅さん映画では
人の死とか犯罪とかいった人生の暗い側面を表立って扱うことはまずないが、この作品ではその禁を破っている。終わり方も正月のテキヤ稼業=いわゆるタンカバイを持って来ていなかったりで、ちょっと異色かも知れない。ご当地も二つある♪
 そろそろ『釣りバカ』もやって欲しいなあ。笑。『釣りバカ』は漫画の原作を読んでいる人は漫画の方が良かったりするらしいが、私は原作は殆ど知らない。
 『男はつらいよ』は元々テレビドラマが出発点にあって、何回まであったか知らないが恐らく数回で終わり、沖縄に渡った寅がハブに咬まれて最期を迎えるのである。
 これが映画へ移植されて日本の盆と正月には欠かせない国民的行事(?)になってしまった。尤も監督自身の希望としては途中何回も『
これで最後』としたかったらしいが、松竹の圧力に負けたのか、結局渥美清本人の死まで計48作も作り続けたわけである。

男はつらいよ 柴又より愛をこめて』(1985)はシリーズ第36作目でマドンナ役は栗原小巻で離島の先生である。私は昔は寅さんシリーズには反発を感ずることの多 かった偏屈な人間で、最初に劇場で封切を見たのは多分『寅次郎サラダ記念日』のあたりではなかったかと思われるからかなり遅い。今調べたら1988年、 シリーズ第40作目であるが、これを長野の高原レタスのアルバイトからの帰りに見た記憶がある。なぜ見る気になったか、どこで見たかは記憶にない。笑。

 というわけでniftyblogは機能が多過ぎて難しいので今日は一応ここまでにしておきますが、書き残したことも多々ありそうなのでそれは後日また。w

男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日 DVD 男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日

販売元:松竹
発売日:2005/07/29
Amazon.co.jpで詳細を確認する

男はつらいよ 寅次郎真実一路 DVD 男はつらいよ 寅次郎真実一路

販売元:松竹
発売日:2005/07/29
Amazon.co.jpで詳細を確認する

男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎 DVD 男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎

販売元:松竹
発売日:2005/07/29
Amazon.co.jpで詳細を確認する




 

初めてのnifty・・じゃないけど。

以前作ったココログは入れなくなってしまったので、入門ビデオを見てから再スタートしました。とりあえずここには映画関連をアップしようかと思います。
1220makiko

webだけど、文章即ち文字・記号だけではつまらない。絵・写真があった方が楽しい。それもスライド・ショーとかを見せるための工夫が欲しい。と思っていたらSlide.comを知って病みつきになったが、一つのスライド・ショーを構成するため、私は基本的に24枚の画像を使っているため、今度は絵や写真が足りなくなった。あっちゃ。絵・写真もいいが、出来れば動いた方が楽しい。それも可能なら音声付が望ましい。と、ここまで来ると、私の言う《一億総映像作家》時代の到来である。人生は儚い。人生五十年。浪花のことも夢のまた夢なのである。ぁそ。で、私には今ひとつよくわからないのだが、TV番組を(著作権を無視して)コピーして動画投稿サイトへ投稿するのが流行っているらしい。TVであるからには見ている人は自分に限ったことではない筈だが「ねえねえ、これ面白いでしょ?あなた見た?」と喧伝したいらしい。私の場合で言うと、ステージの上での音楽パフォーマンスを投稿すると、その対象がプロであったときなどは稀にボツにされたりするが、これは何の断わりもなくある日突然カットされるので非常に不愉快になる。(←アメブロ!お前だよ、お前!)というわけで今日の話題は動画投稿である。

しかしniftyっていろいろ出来るねえ!
それはいいけど、説明が回りくどくていけない。動画機能を貼りたくてあちこちぐるぐる回ってしまったけど結局わかれへん。あちゃ。(←後註:なんとかOK。汗。)

 YouTubeとニコニコ動画、「脱違法」へ――JASRACと著作権協議開始(ITpro)

 映画やアニメ、テレビ番組などが勝手に大量にアップロードされ、見放題。ユーザーが重宝がる一方で権利者側は怒りをあらわにする。提供会社は違法動画の削除にも取り組むがモグラたたき状態で、権利者との溝は広がるばかり――動画投稿サイトの著作権をめぐるそんな状況が、大きく転換する兆しを見せている。

 動画投稿サイト世界最大手の米YouTube。再生中の動画の画面上にコメントを付けられるという独自機能でユーザーの支持を急速に広げている「ニコニコ動画」の運営企業、ニワンゴ。この2社がそれぞれ、日本音楽著作権協会(JASRAC)との間で音楽著作権の包括許諾に向けた協議を始めたことが、 2007年10月30日に明らかになった。

包括許諾のガイドライン「順守する」と表明

 JASRACは、動画投稿サイトに対して音楽著作物の利用を包括許諾するためのガイドラインを2007年6月に策定している。包括許諾とは、ユーザーが個々の二次利用についてJASRACに許諾を求める代わりに、動画投稿サイトの運営者がJASRACと協議し、そのサイト内で投稿される動画においてまとめて許諾を得るという仕組みである。サイト運営者は、どんな楽曲がどの投稿動画で使われ、どの程度のアクセス数があったかを記録しておき、まとめてJASRACに著作権使用料を支払う。ユーザーがJASRACに許諾申請する手間をなくし自由に楽曲を使えるようになる。サイト運営者にとっても、音楽著作権に関する権利処理を事前にクリアできるため動画投稿サイトの運営が容易になり、集客にもプラスに働くなどメリットは大きい。

 このガイドラインはもともと、動画投稿サイトの開設を計画していたヤフーの要請を受け、同社と協議の上でJASRACが策定したもの。許諾条件はいくつかの項目に分かれているが、例えば「運営者側の責任によるアップロード作品の目視などによる事前チェックもしくは事前と同等のチェック」などにより、違法動画を運営者が積極的に削除する態勢作りなどを求めている。また、利用者のパソコンなどにデータが蓄積されない「ストリーム形式によるサービスであること」も条件に含まれる。

 ヤフーはその後、動画投稿サイト「Yahoo!ビデオキャスト」の本格サービスを2007年6月25日に開始。それと同時に、JASRACとの間で音楽著作権の包括許諾について仮許諾を締結した。著作権使用料の算定基準は、Yahoo!ビデオキャストにおける音楽の利用実態などを踏まえて算定する予定としており、現在は利用状況などのデータを収集しながら両者で意見交換を進めている段階だ。

 JASRACはこの包括許諾のためのガイドラインを策定した2007年6月、動画投稿サイト約40社向けに送付。同年7月にはJASRACの Webサイトで公表している。このガイドラインについて、YouTubeとニワンゴがそれぞれ順守する旨をJASRACに対し申し入れ、包括許諾に向けた協議入りを求めた。「YouTubeからは10月26日に、ニワンゴからもごく最近申し入れを受けて協議に入ったところ。公表されているガイドラインを順守すると表明しているのだから、JASRACとしては当然協議入りを拒む理由はない」(JASRAC広報部)。

他事業者・団体との協議に弾みも

 現時点では協議入りをしたばかりであり、YouTubeもニワンゴもJASRACとの仮許諾にこぎつけるかどうかは「今後の協議次第」(JASRAC広報部)である。例えば、YouTubeが開発している違法動画の自動検出・削除ツールが十分に機能しないとJASRACが判断すれば、 YouTubeは違法動画の監視・削除態勢の強化を迫られる可能性がある。

 また、Yahoo!ビデオキャストとJASRACの仮許諾と同じく、許諾の範囲はJASRACが管理している音楽分野の著作権のみである。動画については許諾の範囲外であり、音楽でも原盤権・実演権などの著作隣接権は包括許諾されない。包括許諾によりユーザーが自由に投稿可能になるのは、アマチュアバンドの演奏や児童・生徒の歌唱など一部にとどまる。例えば市販されているCD音源を動画のBGMとして使うには、JASRACに加え各レコード会社の許諾が必要である。

 とはいえ、動画投稿サイトの分野で強い影響力を持つYouTubeとニワンゴが権利者団体と積極的に話し合う姿勢を明確にしたことで、今後はコンテンツ事業者や著作権団体と動画投稿サイトが歩み寄りを見せる場面が増えそうだ。既にYouTubeは2007年7月にアニメ配信事業者のGDH、スカイパーフェクト・コミュニケーションズ、東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)、吉本興業などとの協業を発表済み。ニワンゴも、音楽チャンネル「MTV」の日本向け事業を手掛けるViacom International Japan、エイベックス・エンタテインメント、エフエム東京(TOKYO FM)子会社のティーエフエム・インタラクティブ、吉本興業などとの協業を表明している。ヤフーは食品メーカーや映画会社などの広告主と共同で、特定のテーマに沿った投稿動画を募集するといったタイアップ企画を複数実施済みだ。

 今後、こうした各社を中心に、プロモーションの一環として楽曲を限定して動画投稿サイトにおける二次利用を自由化するといった取り組みが出てくる可能性がある。

============

 2007年10月30日(栗原 潔)
ニコニコ動画とYouTubeもJASRACと契約か

ITmediaの記事「ニコニコ動画とYouTube、JASRACに著作権料支払いへ」 によれば、ニコニコ動画とYouTubeも、既にYahoo!ビデオキャストが行っているようにJASRACと正規に契約する方向性にあるようです(過去分の料金の支払いでもめているようですが)。

もし、これが実現するとJASRAC管理曲を自分で作ったMIDI打ち込みで初音ミクに歌わせてニコ動やYouTubeに投稿することが合法的になりますので、ますますミク・ブームが盛り上がりそうです。そうなったら私もお気に入りの曲をばかすかアップしますよー。しかし、私が計画中の合法的音楽配信サイト(まもなく公開予定)はあんまり意味がなくなってしまいますねー (^_^;)

もちろん、仮にJASRACとの関係をクリアーしても著作隣接権の問題があるので、CDの音源をそのまま使うことはできません。CDに入ってるカラオケ上で初音ミクに歌わせたものを無許諾でアップするのもNGです。また、当然ながらTV番組とかDVDコンテンツを無許諾でアップするのもNGです。あと、これは早く解決してほしいのですが、JASRACと外国の著作権管理団体との取り決めの関係で、動画に外国曲をつけるというパターンもNGです(静止画の場合はどうなるのかは微妙)。

問題が100%解決したわけではないですが、こういう形の歩み寄りで新しい価値が作られていくのが一番望ましいパターンでしょう。このようにして新しい秩序が作られていくのもいわゆる「破壊的イノベーション」のひとつなんだと思います。規制の枠組みをいったん「破壊」しているわけですから。ここで、「著作権侵害許すまじ、アップロード者もダウンロード者も厳罰に処すべき」というような旧来の思考形態で「破壊」を押さえつけていたのでは、決して、「破壊的イノベーション」は達成できないでしょう。

============

1.何も自ら率先して「メディアの尖兵」と化し、TVで公開された音楽プロモやアニメ・爆笑モノ等々をパクッて(二次利用して?)まで投稿しなくても良さそうなものだが、他方規制はというと、これは徐々に緩やかになる傾向のようだ。私は何につけ規制されることは好まないからこれはこれでいいと思う。

2.私は街で遭遇した様々な光景をミニムービーにして投稿しているが、これはどういうことなのか、同じものをアップしてもYouTubeとask.jpそれにamebloとではそれぞれ視聴される頻度が大きく違って来る。
 日本の祭りのムービーなどはYouTubeでは不人気である。店内潜入もの(?)も殆ど顧みられることがない。日本の祭りなど彼らは見飽きている上、ピーピング=《覗き見趣味》などというものは同族意識に凝り固まった日本人固有の下衆な趣向だということなのだろうか、他人のプライバシーには関与しないようである。汗。
 私のYouTubeは現在80,000回以上再生されているが、人気は地下鉄ものだ。笑。
 だが、地下鉄ムービーは他の人も数多く投稿していて、皆一律に再生数を稼いでいるから私の地下鉄ムービーだけが非凡だということでは更々ない。w
 日本の地下鉄は海外ではそんなに珍しいのだろうか?よくわからない。
 尤も京都東山線の、ホーム全体を温室のように覆ってしまっている映像は内外を問わず多く視聴されている。
 あと、あるムービーが実は1本で1万6,000回以上再生されているが、これが何かは秘密だ。笑。最近撮っていないが、釜ヶ崎の映像もそれなりに再生されている。ぁそ。

最近のトラックバック